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二上山
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今年は燕
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秋雨穂高レポート vol.2

二日目から
戦いが始まりました。
正確には、1日目の深夜より、戦いが始まりました。。


ええ、


雨です(笑)


実はテント泊と言えども、風のテントは小さな2人用の山岳テント。
男2人で寝るのは相当キツイです。(普通にみんな寝てますけど。。)
まあ、テント泊も初である友人Mには寝返りもできないテントの環境はやっぱりキツイでしょう。
ということで、風は簡易ビバークツェルトを張って寝ることとし、快適な風の山岳テントはMに譲ることにしておりました。
ただ、豪雨の時はツェルトは危険なのでそっちに移るからねということで。。

これまで簡易ツェルトで寝たのは10年前と8年前に1度ずつ。
一度が練習がてらに奈良県内の山で。もう一度が鹿島槍ヶ岳でテント泊中、当時のパートナーと大喧嘩になり一応持って行ってたツェルトを張って別々に寝たときと。。。(汗)

いずれも、晴れてる時でした。

深夜2時頃から雨が降り、

▲のツェルトはサイド面がたわみ始め、

結露もひどく、

ほとんど寝れずに過ごした明け方、

風はびしょ濡れでツェルトから這いだしてきたのでした^^;


参った、まさか雨のツェルトがこんなに居心地が悪いとは。。。

いい経験させていただきましたm(__)m


朝の出発時は雨は止んでおりましたが、さすがにフル装備背負ってあのガスの稜線に突っ込み、縦走のあと岳沢まで下降するのは危険だと判断。
karasawa05.jpg

テントなどの泊装備をここに置いて、奥穂高岳のピストンが限界かな?と、いうことになりました。


涸沢から通い慣れたザイテングラードという岩尾根をよじ登り、3時間半ほどで穂高岳山荘に到着です。

この山荘手前30分ほどからは暴風雨となり、これまた残念でしたが、奥穂山頂へのトライも諦めることに。

初穂高の友人M、残念そうでしたが、さすがにこの悪天候では納得していた模様でした。
karasawa06.jpg


きっと、

次は晴れた穂高に来れる。今回の分も合わせて、倍の感動だよ。倍返しだっ!

もし今回登頂してしまうと、たとえ真っ白のガスと暴風雨の中の登頂だとしても、一度登頂してることが感動を薄らげてしまうではないか。(そうかなぁ・・)

まあ、いろんな理由をこねくりまわしながら、下山の途についたわけです^^;

さてその後は大変。

さすがに、穂高岳山荘を雨の中往復して、テントを撤収して、横尾まで下山という行程は、厳しかったです。

若い時は北穂往復の後上高地まで下りて車運転して家まで帰ったんだけどなぁ・・・歳は取りたくないなぁ・・・(←今回割と多くの回数思ったこと)

横尾に着いた時はまだ降ってませんでしたが、寝る頃より降り始め、あとは下山後まで激しく降り続きました。
さすがにもうツェルトは厳しいので、風がテントに、Mは横尾山荘に泊まり、びしょびしょになって下山でした。



M「次から、雨なら中止にしような・・・・」



ええ、、そうしましょう、、、(笑)
秋雨穂高レポート vol.1

そんなこんなで、友人Mと二人で行ってきたわけです。

彼とは呑み友達でもあり家族ぐるみのつきあいをしている大事な親友です。
特にこれまで子どものいなかった風が急に子を持つ世帯になった時、彼の存在は大いに助かりました。
なんせ、娘は車で1時間も離れた知らない土地に引っ越してきて、小学校に入るまでは全く知ってる友達がいなかったわけですから、彼の娘たちに遊んでもらえることが風家へ来る唯一の楽しみだったようです。
思い返せばいろいろ複雑でした。。。^^;


さて出発は3時半の予定。

少し早めに準備ができたので3時20分にはMの家を出発です。車は最近120km出すとハンドルがブルブル震えだしてきた、愛車シトロエン。

男同士グダグダお喋りしながらあっというまに平湯温泉あかんだな駐車場着。

その後シャトルバスに乗り、8時過ぎには上高地までたどり着きました。

この日はいい天気です。

それは最初からわかっていました。

せめて、この天気、明日の正午あたりまで続かないものか、なんとか天気の崩れが遅くならないものか、

ただただ祈るだけです。。。


初上高地のMは、けっこうなハイテンション。。

「登山者は上高地で長居はしない。観光客ではないんだから」と、最初に言っておきましたが、
やはり記念写真だけはしっかりと撮らせてあげました。

だって、

今回の山行において、

これが最初で最後の穂高の雄姿なのかもしれませんから!残念!(なつかしい。。)

karasawa01.jpg


彼は初穂高でよく頑張ったので、顔は三歩にしてあげました。出血大サービスです(笑)


本日は涸沢のテント場までの道のり。

ほぼ平坦な梓川沿いの遊歩道をまずは11km

その後登山道となり、標高差750mほどを登ります。全行程で6~7時間ってとこです。



あれが明神岳、何峰だとか、前穂のなにがし、屏風岩、南岳、北穂、涸沢岳等々、、見えるものはだいたい説明しながら、
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最終的にはなぜか風が超バテて、予定より30分ほど遅れで涸沢に到着です。睡眠不足と、久々のテント泊装備に、この日はシャリバテを起こした感じでした。。昼もおにぎりひとつだけしか入らなかったし。。


しかし、テントを張って涸沢ヒュッテのテラスに来れば、もうご機嫌です。
天気も、なんとかギリ持ってくれてる感じですかね。稜線にはガスがかかったりしてますが、綺麗です。360度を3000mの岩の稜線に囲まれたこの神々しい景色は、見ることができました。

まあ、景色という意味では、今回はここがピークでしたけど(苦笑)

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注・・・写真はほとんどMに任せていたので、風撮影ではございません。。。いつもの風の山写真の構図と違うなあ・・と思われた方は、さすがです。


そして、超ご機嫌の二人。。
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夕食は必殺の厚切り牛タン焼肉

周りのテント泊の方々、極上の匂いをお届けしてしまい、申し訳ございませんでした!


こうして初日(だけ)は、楽しく夜が過ぎて行ったのでした。。。
台風一過・・・(ToT)

いやぁ~~~~

いい天気ですね~~~ 台風一過と秋のすがすがしい高気圧に覆われたこの天気、

今日からしばらく続くようです。


天気周りが最悪でした、この三連休。


そして、その三連休が、穂高の予定だったワタクシ


まあ、わかってましたからね。最初から。台風接近も、前線の通過も。

だからこんな時に山に突っ込むわけなんて、

突っ込むわけなんて、


わけなんて・・・




そんなわけ・・・





突っ込んできたんですけどね(ToT)



当たり前ですが、ひっさびさに降られましたよ~^^;


もちろん、普段の単独なら、こんな時に山に行くバカではありません。

しかし今回は穂高デビューの友人Mを連れての登山。仕事が忙しい彼がなんとか確保した3連休。

天候不良は承知で、なんとか少しの晴れ間に穂高の姿を眺めれれば、それだけでいいと、


予定通り9月14日(土)、朝一番から上高地に突っ込んだわけです。。。


テント泊も穂高も、複数日の登山も、全てが初体験である友人Mは、あまりに過酷な3日間を過ごしたわけです。


またぼちぼち、レポを残しますが・・・


いや~それにしても、今日はほんっとにいい天気。。。^^;
どうしても富士山で御来光が見たいのなら・・・

まず御来光登山というのは、深夜登山をして御来光を見る弾丸登山と、途中の山小屋で1泊して暗いうちに出発して頂上に向かうパターンがありますが、今弾丸登山はやめるようにと言われてるらしいので、1泊パターンで勧めるしかありません。

当然、吉田口では何千人が十数軒の山小屋に泊まって、同じような時間帯に一気に頂上に向かうわけです。ババ混みしてあたりまえです。

先ほども書きましたが、吉田口は東側斜面です。実は、頂上まで登れなくとも途中どこからでも御来光が見れるんです。これが吉田口の強みであり、人気の所以なんですね。

が、あんなババ混みの中での御来光に何の感動があろうか。もしガスってて見れなかったらそれこそただの拷問です(笑)

そこで、教えましょう。風推奨の御来光プラン。

本当にお得情報ですからね。

日帰り日中プランと同様、ここでも富士宮登山道を利用しちゃいます。
午前9時頃から、登ります。すると、遅くとも15時頃には登頂します。時間もあるので、高山病対策に是非是非ゆっくりゆっくり登ってください。

え?いきなり頂上まで行っちゃうの? そう、行っちゃいます。
別に8合目付近で仮眠なんていう決まりはどこにもありません。風に言わせれば、朝一番暗い中を最後の急でしんどい登りに向かうなんて、苦行すぎます^^;

富士宮登山道のゴールとなる浅間神社の前にある頂上富士館。ここ、けっこう空いてるんです。実は。。
試しに、HP開いて予約カレンダー見てみてください。〇(空き)だらけです。

16時よりチェックイン出来ますので、それまでに最高峰の剣ヶ峰にお散歩してきてください。往復1時間もかかりませんし、この時間だと、頂上碑も空いてます。(午前中は写真撮影の順番待ちに数時間並ぶことも)

で、夕食をいただいて、あとはゆっくり寝ます。
もちろん寝心地のいいお部屋というわけではないですが、吉田口のすし詰め状態の小屋と比べれば天と地の差です。
それに、ここはもう頂上、吉田口のみなさんのように、12時とか1時の真っ暗の中、出発しなくてもいいのです

朝ごはんが3時くらいから始まり、食べ終わればチェックアウト。これが4時頃です。御来光は5時前後。
随分ゆっくり寝れるハズです。(標高が高いので、高山病になっていたらただただ辛いですが・・・

さて、ここは頂上のお鉢の西側に位置しますので、どこからでもよく見えるというわけではありません。
小屋の目の前の小ピーク、駒ケ岳はこの小屋の人や富士宮口で登ってきた人たちがわんさかいますので、混雑してます。お勧めできません。

一番見えるのは当然最高峰の剣ヶ峰。
H0000013827.jpg

レーダー付近だけでなく、馬の背からでもよく見れます。ただ、写真のように手すりが見えてる部分、あそこ結構急で、手すりにしがみついてないと滑り落ちますので。。

この剣ヶ峰は泊った頂上富士館から30分で登れますが、当然、眠いし、しんどいし、もちろん最高点なので混んでるし、場所はせまいし、
これもそんなにお勧めできません。


じゃあどこか、

最高のポジションが実は小屋の裏手なんです。

三島岳といいまして、昼間もここを登る人なんてほとんどいません。
富士館の裏の共同トイレを過ぎたところに見落としそうになるくらいの踏み跡があって、そこからひょいっとこのピークに上がれます。
03_2013080817004620e.jpg
頂上はこんな感じのところで、ゆっくり出来ます。人は他のピークと比べるとうんと少ないです。
もちろん、御来光も何の遮りもなく見れます
小屋から近いので、前日の明るいうちに下見しておくといいでしょう。

さらに、もうひとつお得情報があるんです。

その朝が雲海だった場合、朝日によって作られる、影富士が見れる可能性があります。
これは大人気の吉田口からは見れません。お鉢の西側に位置するココでこそ見れる代物ですからね。


さーて、御来光を見たら、さっさと下山。これ常識。
御来光の後は吉田口の大勢の人たちがお鉢めぐりを始めますので、いろんな所が一気に渋滞してきます。もちろん浅間神社横の郵便局も

登ってきた富士宮口を下山するか、退屈なら日帰りプランと同じように御殿場口から回るか、とにかくさっさと降りましょう^^
早ければ9時か10時には下山できますので、ゆっくり風呂に入ってから帰ってもその日の明るいうちにおうちに帰れます。

御来光なら、これですね。 どちらにしても、吉田口には近づくな!!ってことです^^



最後に本題から外れますが一言(二言三言)・・・


風は、深夜に登る弾丸登山と言われてる手法が悪いとは思いません。
いろんな方面から弾丸登山の自粛がうたわれていますが、随分とメリットもあるんです。

山小屋関係者からの
「小屋に泊らない(お金を落とさない)登山者が増えてもらっては困るんだけど!!」

という意図が見え見えで、風はこの自粛に対しては正直、不快です。


弾丸登山のメリットは、

①滞在時間が少ないので環境に優しい(山中での食事やトイレの数も減るんです)

②滞在時間が少なく動きっぱなしなので高山病になる確率が低くなる。(高所で寝てるときに高山病になりやすくなります)

ということですが、自粛を呼び掛けてるその理由とは、

①夜中の登山が危険である。←何をいまさら。だいたい御来光登山のほとんどが、夜中の12時頃に7,8合目の小屋を出発するではないか。7合目より上は夜間OKで、それより下部に危険な個所があるのなら教えてほしい。

②混雑を助長する。小屋に泊っていないので登山者数を把握できない。←小屋関係者の勝手な理由です。そんなに把握したければ五合目でいくらでもできるはずです。

③十分な休息を取らずに徹夜で登山するので体力的に無理がある。←馬鹿なことを。標高3000を越した寿司詰め状態の山小屋でマズいカレーライス食ってろくに寝れずに深夜に出発するのは体力的に少しでも楽になるのか??俺なら一気に登って一気に下りたほうがよほど楽

④一気に高度をあげるので高山病になりやすい。←なる人は8合目でもなります。そして、多くの人は寝てる時に頭痛が始まります。小屋泊のほうが高山病になりやすい人も多くいるのも事実です。一概にこれは言えません。


とにかく、これは山小屋関係者の策略ですね。

さっさと登ってさっさと降りてくる環境に優しい登山スタイルは、推奨すべきです。
やっぱり富士山に登りたいアナタに。
なんでしょう、この1週間で3回も聞かれてしまいました。
「富士山に登りたいんだけど、あのエゲツナイ混雑の中、うまく登れるにはどうしたらいい?」

と、

要は裏技を教えろということですね。。

別に風は富士山博士というわけではありませんが、過去8回の登頂経験登山ブームに沸きたつ俄か登山者の動向を考えて、
今富士山に行くならこの行動プラン!!

を、風なりに書いてみたいと思います。

三重県の片〇さん、書いてあげたよ。よーく見るように(笑)


さて、

ただいま富士山は過去にないほどの大渋滞です。

おそらく、こんな渋滞の写真はメディアで、ネットで、ご覧になられてるかとは思います。

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どーでしょう、、こんなところに何しにいく・・・って感じです。。


まず、富士山の登山道に関しての基本知識ですが、

山梨県側に1つ、静岡県側に3つの登山口があります。 あくまで、登山口です。到着点は静岡側が2つに減ります。

まず山梨側からの登山道が、登山者全体の2/3がここから登ると言われてる、富士吉田口です。
もうね、

ここから登るのはやめなさい。。^^;

ただただ人が多い。東京からのアクセスが一番いいのと、東側斜面ということで御来光が見やすい。これがこの登山道の特徴です。
ちなみに、上に載せた混雑写真は、全て、この吉田口登山道のものです。その他須走り口からの登山者も8合目で合流するため、全体の7割強の登山者がこの1ルートに集中することになるんです。それもほぼ全員御来光を目指すので余計に混雑します。

そこで、風が勧める富士登山は、まず1つ、


御来光を諦めろ!


です。

別に、富士山から見る御来光が日本一というわけでもないし、だいたい見れない日の方が多いのです。御来光見れないわ、超混雑で人のお尻だけを見ながら登った思い出しかないつまらない登山になってしまう可能性大ですから。

とにかく富士山頂に立ちたい!と思って登る人は、御来光は諦めましょう。

そこでお勧めするプランが、風がマラソン仲間と去年行った、日帰り日中登山です。
これは、今よく問題視されている弾丸登山とは違いますからね。
富士宮口からがベストです。距離が短く、混雑もそんなにありません。

パターンとしては、前夜に水ヶ塚駐車場(標高1500m)に到着して車中仮眠、翌朝一番のバスやタクシーに並んで5合目へ、あとは頂上を目指して登り、剣ヶ峰にデンして下山。
夕方には下ってこれます。あとは風呂に入って帰るなり泊るなり。

ただし、少しコツというか裏技がありまして、
朝から登りますと、正午あたりに登頂することになります。
その後下山するわけですが、富士宮口は吉田口と違って上り下りのルートが分かれておりません。同じ道なのですれ違いが多々発生します。
正午を過ぎると、翌朝の御来光に向けた登山者がガンガン登ってきますので、下山が大変になります。なので、下山は富士山登山道で最も空いている御殿場口へまわります。ここ、本当にめっちゃ空いてます。。。土日でも、めっちゃ空いてます。。^^;
これで下りて、途中で富士宮の6合目へ合流する「プリンスロード」というのがありますので、こっちを利用すれば大変スムーズに下山することができます。

5合目に降りたら、もう既に御来光組は登山を始めたあとなので、5合目の混雑もマシです。バスに乗って駐車場まで下りるのもそんなに待たずに済むんです。

登りたいだけなら、これでOK
3000m以上の空気が薄い場所での滞在時間も短いため、実は高山病にもなりにくかったりします。なる前に下りちゃうって感じですかね。

とかなんとか勧めてみましたが、

でもやっぱ御来光は…見たい…


というわがままなアナタに、御来光バージョンで混雑の吉田口を外す快適御来光富士登山プランをお教えします。

後日、アップしますね~
甲斐駒ケ岳山行レポ vol.2
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テント場から見た、元旦の朝の仙丈ケ岳です。

天気はまずまず。

晴れてはいるものの、3000mの稜線には厚めの雲があります。こういう時は稜線上では風が強い。

朝の7時時点でこの状態なら、今日一日、風が弱まることもまあ無いとみていいでしょう。。。


気を引き締めて出発。

昨日までと違って、冬型に入ったこの日は気温もガクンと下がりました。2000m地点でマイナス16度。3000mでは単純計算してマイナス20度を下回ってますが、日が出てるのでこれから多少は気温が上がるものと思われ。

昨日登ってきた時とは違って、今日はテントを置いてきてます。軽い。

でも、これから吹きさらしのマイナス20度の稜線に出ていくわけですから、極力「汗ばむ」ことを避け、ゆっくりゆっくりと樹林帯を登ります。

この日は3組ほどのパーティが先行していましたので、トレースもばっちり。歩きやすい状況です。

登ること1時間半ほどで、仙水峠に出ます。ようやく視界が開けます。
甲斐駒の雄姿が。
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風は強いものの天気は上々。

ただ、やはり稜線付近には雲がちらほらあるので、それが増えないうちに登りつめたいところです。が、ガツガツ登ると汗をかく。寒いと言えども息を切らしながら登ると防寒着に身をくるまれた状態では、やはり汗をかく。

ペースはあげずに、ゆっくりと、息がはずまない程度のペースで着実に登ります。

出発から3時間。

駒津峰(2650m付近)に到着です。

ここで甲斐駒ケ岳の前景が拝めます。
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本当はここから仙丈ケ岳や北岳、鳳凰三山、富士山までがっつり見えるのですが、

すでに雲が湧き出て、ほとんど他の山は見えない状態

西側の中央アルプスもガスに覆われています。当然、北アルプスなんて全然。

少しがっかりでしたが、とりあえず今回は半分「願掛け登山」みたいな感じにもなってるので、まずは登頂しようと、ここから痩せ尾根を進みます。

風が強い。

六万岩と呼ばれる大岩で風をしのいで休憩。お湯とビスケットを補給。

頂上へは岩場を行く直答ルートにトレースがあり。

実は、すげー疲労感・・・
奈良マラソン以来何もトレーニングしなかったツケでしょうか。身体が重くて動かない^^;

もうちょっと、もうちょっと、と歯を食いしばりながら登ります。

一瞬、真っ白な富士山が雲の切れ間に覗き、元気が出て、カメラを向けました。

がしかし、

コンデジの電源を入れたら、「うぃーんうぃーん」と鈍い音がしてレンズの扉が開きません。。。

冷たいところでは電池の消耗が激しくなりますので、風、ジャケットの内ポケットに入れてたんですよね。
結露がついたようで、外に出した瞬間それが氷結・・ 凍って開かなくなっちゃいました(ToT)

と、いうことで登頂写真が無し・・・・

でもね。。

カメラ動いても、撮っては無かったかな。

だって、

登頂時はガスと暴風の中・・・・・ 

頂上滞在時間はたぶん2分以内。

耐えられませんでした^^;


下山を始めて少し風がよけれるところでもう一度カメラを確認すると、、開くし・・・--メ

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まあ、こんな状態で、頂上付近はガスに包まれたまま。


なんともタイミングに恵まれませんでしたが、でも冷静に考えると、この時期に2968mのピークに登頂できたのはかなり天気に恵まれたということですから贅沢は言えませんね。。。


身体は「なんなんこれ、この疲労感なに?」っていうくらい疲れてました。。

テントに戻った時はけっこうフラフラで、

下山し始めた時は
「まだ12時だし、急いで下山してテントを撤収して一目散に下りたら日没までには河原に出れるし、そこからなら迷う心配もないからヘッデンで歩いて19時か20時頃には車に戻れるかな。それなら家まで帰るのはきつくてもビジネスホテルの暖かい部屋で寝れるし、何かおいしい食事を近くの居酒屋で食べることもできるな~」

なんて考えてましたが、

無理。そんな体力どこにも残ってませんでした(汗)


テントで適当にご飯を食べて、

焼酎のお湯割り飲んで、

寝ました。この日も19時に。。


そしてこの日の就寝前のひととき、空は30分ほどでしたがびっくりするような満点の星に包まれました。

山を長年やってると、下界では考えられないような凄い星空を何度も見れるわけですが、これまでに見た中でもベスト3に入る星空でしたね。
さすがに冬の空は澄んでて綺麗です。

あまりに澄んでると、流れ星はバンバン見れるわ、人工衛星もわかっちゃいます。

でもそれもつかの間。ガスがかかり、今度は降雪。テント場では一晩に40cm近く積もりました。テントが埋まって撤収が大変。。^^;

やっぱりアタックは元日のたった1日だけがチャンスという選択はハマまりました。バッチリですね。


翌朝は6時から撤収を始めて、7時前には出発。11時、車でラジオをつけたら箱根駅伝往路の3区で東洋大の設楽君がトップという時間帯での、無事帰還でした。


15時には帰宅。Yさんの体調にもさほど変化なく、Yさん実家のおせちの残りをおいしくいただきました。


寒くて、身体が重くて、過酷な登山だったけど、願掛けはしっかりできました。


どうか、無事に生まれてきてくれますように。

改めて甲斐駒ケ岳レポ vol.1

と、いうわけでもう半月過ぎてしまいましたが、

年末年始の甲斐駒ケ岳山行のレポです。


前にも書いたとおり、このルートは、仙丈ケ岳か甲斐駒ケ岳をアタックする人、そのほかに北沢峠(標高2000m)の長衛荘や駒仙小屋などの冬季は年末年始だけ営業してる小屋で年越しをしようとする人が入っていきます。

このアタックのベースとなる北沢峠という場所に営業小屋があるのはかなりありがたいことです。
もし食料が足りなくなったらちょっとしたスナック菓子なんかは買えるし、アルコール類の販売も行ってます。

しかし、ここを登ろうとすぐに決断できないのが、アプローチの長さ。。。

特に、駐車場からの3時間の河原歩きは退屈以外の何物でもない。。。
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こういうとこを延々と3時間歩くんです。

上空にはちらほらと日も差してきましたが、依然強い風が吹いてる模様。風音もすごいです。

この河原歩きが終わりますと、そこから逆に一気に急な登りが待ってます。
背中の重いザックに喘ぎながら登ること、6時間半。ようやく北沢峠へとたどり着きました。

予定より1時間近くかかってしまい、疲れと空腹と冷えで、たまらずこの営業小屋に駆け込みました。

I LOVE ストーブ・・・です^^;


ここでミルクティと、ビールを飲んで、あたりが暗くなりかけてることに気づき、あわててテント設営です。

雪を整地するので、すべての段取りを終えるまで小一時間かかります。
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この日は大みそか。

紅白も見れませんし、ドラえもんも見れません。親戚が集まって酒を飲むでも無し、ごちそうを食べるわけでも無いけど、


年越しそばだけは食べます^^

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風の大みそか恒例となりました、三輪そうめん山本の岳食シリーズ「山菜そば」です。


さて、食べ終えて、焼酎のお湯割りを飲んで、お湯も作ってサーモスに入れ、
お風呂や着替えは無いので、

あとは寝るだけです。

食事を終えると火が無くなるので、テント内は一気に凍りつく寒さになります。

この日は少し暖かいのでマシでしたが、それでもテント内はマイナス12℃。立派に冷凍庫の役割が果たせる温度です。。

起きてても寒いだけなので、さっさと寝ました。風、大みそかの夜は19時就寝(笑)



この年末年始界隈の気候で、唯一アタックできそうなのは元日だけです。

なんとか、晴れてくれることと、少しでも風が弱まってくれることを祈って、寝ちゃいました。
甲斐駒ケ岳

12月31日
本当は前日の30日にテント場まで入る予定をしておりましたが、
天候を見極めて、31日のアタックは無理だろうと判断し、それなら30日に入る必要もないので(天候待ちはこの時期過酷以外の何者でもない・・)年末年始休みとなった29日と30日はゆっくり家で過ごすことができました。

実は、クリスマスイブに家を掃除していた時、Yさんが「あのさあ、もしかしたら・・・って気がするねん」と言い出しました。
確かにもう10日近く遅れてるのですが、フルマラソンを走ってバランスが崩れて大幅に遅れたり数か月は不順になったりすることはよく聞く話だし、本人も「そんな感じじゃないなあ」と言っていたので、全然遅れ自体は気にしておりませんでしたが、さすがに本人が「もしかしたら・・・」と言い出すと、もう気が気ではありません
結局、28日、簡易検査を行って陽性。思わず泣いてしまいましたが・・・^^;
29日に産婦人科に行き、5週目に入ったばかりと言われ3mmの赤ちゃんのエコー画像の写真をもらいました。何が何だかさっぱりわからない画像でしたが・・・
とにかくマラソンや寒さ等でいつ流れてもおかしくない状態で出血もしていたことから、Yさんは「絶対安静!」と命令されまして、30日、Yさんと娘を実家に送り届け、その後風はようやく出発となりました。
伊那の安いビジネスホテルで前泊してから翌31日南アルプスの山中へと入ったわけです。

自分の両親からは、「お前、そんな状況で山に行くんかいな!」と叱られてしまいましたが・・・
でも自分では薄々気づいています。
来年の正月は、生後4か月の子どもと7歳の娘が同居してる状況。

もう行けないだろう・・・ということに。。

だから、年末年始の冬山登山はこれが最後になるかもな・・と思いながら強行出発したわけです。

さて随分前置きが長くなりましたが、
31日大晦日。
朝7時にホテルを出発し、伊那から高遠を経由して戸台というところへ。
ここは南アルプス林道バスの長野側の発着地点となります。夏は仙丈ケ岳や甲斐駒ケ岳の登山者でにぎわう場所ですが、この時期は当然林道は閉鎖。温泉宿も一軒ありますが、まあ閑散としたものです。
道中はクリスマス寒波で降った雪が前日の雨で溶け、朝の冷え込みで凍ってしまってるというかなりいやらしい道路状況となっておりましたが、8時前に無事到着。スタッドレスタイヤ大活躍でした。

この戸台から北沢峠までの道のり。夏ならバス1時間で労せずに登れるこの標高差1200m。
足で登れば、うんざりする長さです。。。
何より、河原を遡ること3時間。これが退屈で長い。それからようやく本格的な登りが始まります。
4年ほど前の2月、ここを歩きましたが、その時は最初のうちは雪なんてなかったのですが、今回はいきなり雪の上。それも前日が雨だったらしく溶けてから再氷結したバリバリの歩きにくい状況。
まったくペースがあがりません。
晴れ間が出たり雪がちらついたり、風は轟々と上空から聞こえるような中、ボチボチと一人で歩き始めたのでした。
予定では5時間半~6時間。
2時頃には北沢峠のテント場について、設営して、飯食って、温かいダウンシュラフにくるまって焼酎のお湯割りでも飲もうと思っておりましたが、

実に、

着いたのが3時半・・・7時間近くかかってしまいました。

しんどかった・・・・

なんせ荷物が重い。。 何キロかはもう量らないことにしてるんだけど、いつもどおり軽量化は十分に意識したつもりです。それでも20kgは軽く超えていますが、いつも担いでる重さです。
まぎれもなく、風の体力が落ちてるということでしょう。。

燃料切れもしっかり起こして、体はガクガクブルブルと震え、とりあえず設営するより先に営業小屋に駆け込み、ストーブにあたってホットミルクティをいただきます。
15分ほどで体が温まると、こんどはビール・・・・(これがいかん・・・)

なんやかんやしてるうちに、5時になりあたりは夕暮れに。

あわててテントを設営。雪山でテントを張るのって時間がかかるんです。
まず雪を踏みしめて整地から始まるので。
で、結局テントに潜り込めたのがもう真っ暗になってから・・
年越しそばを食べて、7時半には就寝。紅白が始まる時間帯でしょうか・・^^;
翌朝の晴天を祈り、今日の登りでぐったり疲れた体を癒しながら寒いテントで一晩を過ごしたわけです。

次回、元旦アタックへ。
写真もまとめてアップします。
なんも同じルートで・・・

遭難死してくれんでも・・(汗)

浜松のご兄弟が、南アルプス仙丈ケ岳付近で遭難死されました。同じ登山者として、深くご冥福をお祈りします。


実は、風の恒例の年末年始山行、この方々が先日遭難死南アルプス仙丈ケ岳に行く予定をしていました。
甲斐駒ケ岳とダブル登頂が目標ですが、お天気によってどうなるかってとこなんですが・・

仙丈ケ岳というと、標高3033mで、夏なら小学生でも登れるやさしい山です。
というのも、南アルプススーパー林道で標高2000mの北沢峠までバスで来れます。そこからの登山と言うことになるので、標高差は1000m。日帰りで十分往復できる3000m級なので人気も高いわけです。
頂上からは日本第2位の北岳が真正面に聳え、その肩口の奥に富士山が聳えて見えます。
写真を撮るにも絶好の山なんですね。

ところが冬となれば話が違います。
そのバスで行ける北沢峠まで、1日を要して登ります。小屋やテントで泊まり、翌日に登頂をめざすことになります。
風は、初日は北沢峠まで、二日目と三日目に甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳を登って、その日のうちに下山するか、遅くなればもう一泊してから下山という行程を考えてました。
もちろん、天候によってはどちらか一方しか登れないかもしれないし、どちらも登れないかもしれない。
いずれにせよ、先週末のような天気図なら、北沢峠まであがることすらしないでしょう。

なんで、悪天候を突いてまで、登ろうとする登山者がこんなに多いのか。もちろん夏山も含めてですが。
風にはやっぱり理解できません。しょっちゅうこんな話を書いてますが・・・

楽しむために来たのに、楽しくないことをやるなんて

例えば、
・好天の中、山登りを楽しむ →楽しみ度10
とすると、
・悪天の中、山登りを決行する →楽しみ度2(ただし危険付き)
くらいなもんで、
それなら、
・登らずに、温泉と蕎麦を楽しんで帰る →楽しみ度5
って、そっちを選択したほうがいいに決まってる。

そんなふうに考える登山者がいかに少ないか。雨の中カッパ着て俯いてひたすら歩いてる登山者の数を見ればよくわかりますね。あの人たちは山に何しに来てるんでしょうか。楽しいのか?
景色を楽しみに来たんじゃないんですかね。
何が何でも、上まで登ればそれで目的達成なんでしょうかね。
それって、絶対山が好きじゃないでしょ?って思ってしまいます。
泊まりで登って翌日の晴天が約束されてるとかならわかりますけど。。

悪天候で飛行機が運転を見合わせたら空港ロビーで大人しく待つのに、なんで登山では大人しく天気が回復するのを待てないんだろうか。

「スケジュールが今日と明日しかないからね~」
「ツアーだからね~」

たかだかそんな理由で、雨や吹雪の中、山に登るなんて、ナンセンスすぎる
アミューズがまた・・・

やっちゃったようです。
「世界遺産 万里の長城 グレートウォール・100キロトレッキング」という8泊9日のツアーだそうで、初企画だったとか。

もちろんご存じのとおり、アミューズトラベルと言えば、3年前に北海道大雪山系のトムラウシ付近で大量遭難を起こしたトレッキングツアー会社。
そしてお亡くなりになったのは、今やツアーによる遭難の代名詞となった、年齢が60代~70代の中高年者

アミューズ・・・ やることなすこと・・・・

以前の北海道の大量遭難の時も書きましたが、このアミューズトラベルに参加してる客のレベルと、ツアー内容のレベルに釣り合いがとれていないことが多いのは、これけっこう有名です。

実際に、風がキリマンジャロに登った時も、10名ほどのアミューズのツアー客と同じ行程を踏んでいましたが、歩けない人間の多かったこと多かったこと。あと、全然山慣れしていない。
山小屋1泊目の朝なんて、シュラフをケースに収納できない人が数人
ダウンのシュラフって、すごい膨らむけど収納すると小さくて軽い。だから高くて重宝するんだけど、収納する時に、膨らんでるダウンがうまく小さなケースに入らないんですよね。で、難儀してたわけです。
「これ、入るものなんですかね?
って聞かれました(笑)
寝る前には入ってたんだから、入りますよ(笑)」と、入れ方を教えてあげました。
それを見て横から「ほっほー、そうやって詰めるんですか・・・」という人も。

この人たち、60代の男性でした。

もちろん、シュラフも別に特殊なものではなく、「イスカ」というメーカーの山道具としてはどこにでもあるシュラフでした。
要は、「シュラフで寝るの初めてなんです」っていう人たちがキリマンジャロを登ってるということ。

アミューズでは低酸素トレーニングを日本で実施していました。
これは、素人を連れて行くにあたり登頂率を上げるため、高度障害のリスクを減らしてるということです。だから、確かに素人の割には高度障害で苦しんでる人が少なかった気がします。
ただ、それがいいのかというとそうでもない。
ツアーにおいて素人の登頂率をあげるということは、遭難率も同時にあげるということです。
高度障害で体調不良が顕著になるのはだいたい夜ですから、高山病の人は朝から出発できないんですよね。小屋にいれば事故にも遭いません。
体力も技術も追いつかなくなってきてるにも関わらず、高度順応だけはそこそこ出来てるから、当然出発。
そして3日目には(登頂には5日)荷物も持てなくなり、自分で担ぐ荷物(ポーターに預ける荷物は別。自分の飲み物や行動食、防寒具や行動用具)もガイドに持ってもらってました。
当然、山慣れしてないので、登山中の不憫な生活に対して文句もたらたら(顔を洗えないとか、食器が汚いとかの衛生的なことが特に多い)。

下山ではみんなヘバリまくってるので、予定通りに降りれない。
下りの最中にガイドと少し話しましたが、「せめてもう少し山に慣れてからツアーに参加してほしい・・・」と泣き言を言ってました。
募集は会社がして、ガイドは連れて行くだけと言えばそうなんだけど、あんたもその会社に給料貰ってるんだから・・・
ガイドは、風や元風嫁の歩行の速さを随分羨ましがってました。

つーか、

アミューズのツアー客と一緒にすんなっ(怒)

まあ、そんな会社です。 


素人や体力の落ちた還暦過ぎた方たちに難しいことをさせて何度も遭難騒ぎを起こしてる会社。

「自分たちだけでは無理だけど、ガイドがいれば登れる」という安易な考え方のゲストがいる限り、こういう会社の商売は成り立つんだろうけど。


んで、万里の長城。 
ただの観光地として認知されてるのは、八達嶺(はったつれい)や慕田峪(ぼでんよく)という場所の話で、多くが誰もいないような田舎で山奥の尾根沿いに作られて整備もされておらず、荒れ放題。それはそれで、明朝時代の建造物がそのままでマニアな人には人気らしいけど・・・ 風はあんまり興味がない・・^^;
そういうとこで遭難したらしいね。

そして
遭難死した女性の息子が、「母は30年も山登りをしていて、6000m級の経験もある人。信じられない」というようなコメントしてますが、

申し訳ないけど、

年数が長ければ、標高が高ければ、上級者なんだという感覚、いい加減にやめないと、中高年の遭難はこれからもどんどん増え続けます。

山や冒険的ツアーには、その場その場での適応力と、その行程に応じた体力や経験が必要で、

例えば風が「エベレストに単独で挑戦する」と言えば、山を知らない周りの人間は、
「ああ、風くんはずっと山やってるし、走ってるし、すごいな~」としかいいません。

でも、風の登山能力と、エベレスト登山の内容をよく知ってる人から言わせれば、
死にに行くのか?」と言うでしょう。合掌して南無阿弥陀仏と言われるかもしれません。

その山、その時期、その行程に応じた、準備とトレーニングが必要で、
その山がどんなもんか、その時期の気象状況は、どのくらいの歩行速度と体力が必要なのか、
わからないのにガイド任せで行くから、死ぬんだ!

身の丈を知らない年寄りが多すぎる。 

山ガールブームで若い子の遭難も増えてきたけど、ブームのせいにするなよ?

ジョギングさえもしていない(出来ない)人間が穂高に登るってだけで、すでに自殺行為だということを忘れないようにしてほしい。そういう人(デブ+体力無し+経験無し+ミーハー)を見かけることが、ほんとに多くなった。

でも、「穂高に登った」という言葉はその人に与えられる。
そして、さも「山のベテラン」であるかのように話し、あろうことか、次のレベルに進もうとし、事故る。
「山の経験が豊富な人だったのに・・・・」と周りの人が話す。

もういいよ、このパターン。。
平湯温泉キャンプ
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将来、風に付き合ってくれる女性やまのぼらーに育てあげるべく、

北アルプスデビューさせました。

Yさんがマラソンを始めて、富士山もサクッと登れたこともあり、来年は二人っきりで北アルプスに行こうと思っていましたが、娘がこんなにしっかり登れる事実を作ってしまうと、お留守番が難しいかもしれません。。。(Yさんと二人でテント泊で登りたいんだなぁ・・・^^;)


さて、登ったのは、先月も風が単独で訪れました、北アルプスの玄関口、上高地より3時間登ると穂高の大岩壁の真下にたたずむ小屋、岳沢小屋(2170m)です。

平湯温泉キャンプ場に2泊してるので、中日となるこの日は早朝に行動開始。冒頭のように歩いて平湯バスターミナルに行き、朝6時過ぎのバスに乗り、7時に上高地を出発しました。3連休の中日と言えども、さすがにこの早朝だと観光客がほとんどいない。
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上高地のホテルに泊まってる客が散歩してる程度で、あとはほどんど登山者です。
風がデイバック、Yさんがシングルショルダーのデイバッグ、子どもは手ぶら、僕たちは登山者に見えなかったかもしれませんが、河童橋やらで景色を見るのも早々に登山口へと向かいます。

先月、風がテント泊装備を背負って、この道を3時間弱。今回は6歳の女の子がいるので3時間半~4時間を見てました。

が、2時間半でさっくりと登っちゃいます。子どもってつよい・・・・^^;

大変活発な子なので、岳沢小屋についてもまだまだ元気です。
なので、そこから100mくらい沢筋を登って万年雪見物に。
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下界はまだまだ30度以上で暑いのに、万年雪の下の涼しさにはさすがに驚いていました。

そしてなんといっても、Yさんをここに連れてきたかった一番の理由がこれ。
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ここで飲む生ビールは天下一品です。本当に価値あり。

今後、上高地観光に行く機会があれば、是非、岳沢小屋まで足を伸ばしてこの絶景テラスの上で生ビールをおすすめします。河童橋から登り2時間半、下り1時間半です。

途中、景色のいい見晴らし台もありますので、小屋までたどり着けなくとも、見晴らし台だけでも価値ありです。
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温泉三昧、飛騨牛でBBQ、岳沢の絶景テラスで生ビールのツアーは楽しく幕を閉じました。。。

北アルプスへGO! vol.3

ん?明るい・・・・

げ!? 寝過ごしたか!! 

起床予定の4時を、1時間超過。。。起きたら5時でした。

本日は素敵なルートをぐるっと一回りする日。ヨーデルコンサートが3時だから、出来れば2時には下山したい。昨日みたいに夕立や落雷の恐れもあるし。

予定としては、9時間は見ておいたほうがいいルートなので、もう時間いっぱいです。。。

そそくさと朝ごはん準備をして、なんやかんや急ぎましたが、結局出発準備が出来たのが6時。9時間足したら15時。。。俺としたことが・・・^^;


でも、この日の目的は、今まで登ったことの無かった天狗沢ルートで西穂・奥穂の稜線に出ることがメインです。
西穂奥穂縦走は何度もしたことあるし、奥穂から前穂、重太郎新道で下山だって何度もしてる。
時間が厳しければどこかで引き返せば良いや。と、出発です。

そう思えば風、特に急ぐ様子も無く、小屋のトイレでゆっくりと用を済まし、水を汲んで・・・ってしてたら出発が6時半になりました。
朝もやの上高地を見ながら出発です。
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登り始めるとほどなく、向こうには南アルプスと富士山が見えてきます。
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いい天気。だけど、すでに気温はどんどん上昇中。雲もどんどん湧いてきております。
やっぱ山は7月末~8月初旬だね。この時期は朝一番にカラッと晴れても、長続きしない。

このルートはお花畑を縫って行きますので、なんだか時間がかかってしまいます。風は高山植物は綺麗で好きなんだけど、名前とかほとんど知らない。とりかぶとは何故かよく知ってるけど。。

天狗沢の本流を登りだすのは、結局出発から1時間ほど経ってから。一旦天狗沢の右岸の草付きを回りこんで、沢の本流に出ます。
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沢と言ってもこのようにガラガラの涸れた沢です。
ペンキマークも付けられてますが、基本的にはバリエーションルートなので、登りやすいところを登ってOK。登山者が他にいる場合は落石に要注意です。

休憩しながらボチボチ登って、9時、天狗沢のコルへ到着。西穂奥穂の稜線に出たので、向こう側(飛騨側)に笠ヶ岳がどーんと見えます。
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さあ、9時。順調に着いたので、ここでエネルギー補給のために休憩しますが、な~んかあんまり体調も良くない。ここからガンガンとばして奥穂に行けないことはない時間だけど、雲も多いし、適当なところまで足を伸ばして、引き返そうという結論をここで出しちゃいました。

どうせ2時前後の重太郎新道は渋滞して待ちばっかりだろうし。。

で、ジャンダルムが目の前に見える畳岩の頭という場所を目指して登りだします。
相変わらず高度感抜群のこの稜線歩き。
中高年の4,5人の団体が一生懸命歩いてましたが、危なっかしくて見てられませんでした。

よくこんなデブのおばはんがここに来ようとしなな・・・・とあきれ返るほど、筋力不足・スタミナ不足が見え見えの状態で登ってる人も何人か。
滑落事故が多いのも頷けます。

こぶ尾根を登ってる最中、ついに稜線はガスの中に。。
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景色も0  おもんな~~い。。

まだ10時過ぎなのに・・・ この日は妙に雲の湧く時間が早かったのです。(逆に午後過ぎから晴れたんですが・・・)

で、11時前に畳岩の頭に到着。 ガスの中にぼんやり見えるジャンダルムの頂上にはなんと20人ほどの人だかり。。 のぼりたくな~~い・・・^^;


ってことで、さっさと引き返すことに。

人が減ってきましたので、通過待ちすることもほとんど無く、12時までには天狗のコルに到着。休憩もせずにそのまま天狗沢の下降です。

途中、単独のお花畑散歩中の女性と出会い、一緒に小屋まで下山。テントが奇遇にもお隣組の方でした。
風が今までに登ったルートをほとんどクリアしてる強者の女性です。

1時過ぎには下山し、コンサートまでちょいと時間があるので、昼寝・・・・と思っておりましたが、
この頃から雲がどっかいきまして、ギンギンに照りつける太陽。どーにもこーにも暑過ぎてテントの中に入れません(汗)

外で直射日光の下、おしゃべりしながらコンサート待ち。。(それでもテントの中よりその方がマシ。。)

コンサートは大変楽しい時間でした。
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北アルプスとヨーデルはよく似合っておりました。

飲んで、歌を聴いて、飲んで、食べて、飲んで、飲んで・・・・

この日も19時には就寝。 よく寝て、翌朝は4時起床。帰る日なのに、別に急ぎもしないのに、こんな時に限ってばっちり目覚め(笑)

7時半には上高地に下山、バスであかんだな駐車場に戻ったのは8時すぎ。温泉に入って車を走らせて奈良に帰宅したのが13時。

おかげでテントもシュラフも洗濯物も、全部お片付けがその日のうちに済みました。

3日目の朝の天気も感動ものでした。

やっぱ、上高地・穂高はすごいところだと、改めて感じますね。
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怪我も無く、オチもたいして無く、なんだかとーーっても平和なのんびりとした山行でした。^^


北アルプスへGO! vol2

と、言うわけで8時すぎには上高地に到着した風。
目的地の岳沢小屋までは標高差670mで、標準歩行時間で約3時間。
単純計算でこのまま歩けば11時には到着してしまいます。

なので、上高地で、タバコ、トイレ、コーヒー、ゆっくりゆっくり。。

それでも暇になってきましたので、8時40分、久々のこの重たいザックを背負い、出発です。
まだ金曜の朝とあって、人も少ない上高地バスターミナル。
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とてもいい天気ですが、上高地の朝にしては気温が高すぎる感があります。日差しの強さが半端じゃない。
空には薄雲がありますが、午後にはきっと入道雲に発達するんだろうな・・・と思いながら、ボチボチ歩きます。
誰もが写真で目にしたことがある、河童橋と穂高連峰の景色。やっぱイイね。
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河童橋を渡って15分ほど林道を歩けば、岳沢登山口に到着。ここから登山道です。
朝一番から、途中の見晴らし台や、あるいは岳沢小屋までのDAYハイクの人たちもちらほらおられます。

いつも思うんだけどね、
上高地のシャトルバスに乗ってると、いよいよ上高地に到着する前にアナウンスで、「明神池まで片道1時間です」なんて言ってる。んで、観光客の中で少し時間があってハイキングする人のほとんど、95%以上の人が、河童橋で写真を撮って、それから明神池へと足を伸ばす。梓川沿いを、景色はずっと同じようなもの。山も、河童橋からは穂高が見えるけど、明神方面に歩きだすと山はもう見えなくなる。一部、明神岳の岩壁が見える程度。

それならね?この岳沢登山道を1時間登って、見晴らし台に行った方が100倍景色は楽しめるはずです。そりゃ多少登るだけに体力は使うけど、こんなの登山にも入らない程度。もちろん、運動靴で十分。
森の中の小さな池をわざわざ1時間もかけて歩いて見るのか、
1時間緩やかな整備された登山道を登って、↓これを見るのか
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下に上高地、霞沢岳。撮ってないけど、左に乗鞍がどーんと見える。

それと、山側を見ると、この雄大な穂高の山々。
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どうでしょう。1時間で出会える景色にしては、差があり過ぎます。。


その見晴らし台からさらに1時間半、相変わらず久々に背負うテント泊装備に吐きそうになりながら登りますと、岳沢に到着。

この週末は山小屋も満室で、テント場もおそらく混むことが予想されたので、この早めに着いていい場所にテントを張りたかったのですが、
11時半は早すぎます(笑)

小屋でテント場の受付をしようとすると、「お食事ですか?」と。。
そよね、、この時間に着たらそう思うよね。。。

でも着いてしまったものは仕方がない。こういうのんびりリラックスできる時間ってのも大変贅沢なものです。
テントを張ってから小屋に戻り、昼食をとりながら岳沢のテラスでビールを浴びておりました。

穂高からの下山者がどんどん通過していきます。そして、岳沢泊まりの人もボチボチ登ってきました。テラス付近が混んできましたので、14時、一旦テントに戻って、昼寝(笑)
缶ビール3本飲んでほろ酔い、案の定午後からは雲も出てきて日が遮られてますので、テントは涼しくて快適です。

しばし寝ておりました。

が、えげつないほどの雨音がしてきまして・・・
となりの沢(岳沢本流)が、ものすごい轟音で濁流が流れてます。(普段は水がありません。。。)

山の夕立、 半端じゃない^^;

この雨の勢い、これが街なら浸水被害だな・・・と思いながら、ウォーターベッド状態のテントで寝てました。

明日の天気はどんなかなぁ~~~ と思いながら、またビール飲みながら晩飯食って、18:30(はやっ)、就寝となったわけです。
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