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ZARAの詐欺行為^^;
ここでは働いてもらった人に対して、チップを払います。
チップという概念は二通りあり、
ひとつはホテルなどで荷物を部屋に運んでもらったり、ベッドメイキングしてもらったりするときに、小銭を握らす、あのチップ。
もうひとつは、「日当」です。

登山が終わると、我々のために働いてくれたメンバーにチップ、いわゆる日当を支払います。

しかし、これは最初に契約で決められてるものではなく、あくまで「チップ」なんで、客の気持ち次第で額がある程度は変動します。
だからガイドやポーターはがんばるわけですね。
作ってくれるご飯がまずくて足りなくて、コックのチップを格安にしたパーティも身近にいました。

さて、そのチップの相場です。
一応、我々はその仕入れた情報の相場でお支払いすることにしてました。

メインガイド US$10/1日 
サブガイド US$7/1日
コック    US$6/1日
ウエイター  US$6/1日
ポーター US$5/1日

一人に付き、役割別でこれだけを支払うわけです。
我々の場合、6日間だから、単純にこれに6をかけて、
例えばメインガイドなら$60払うことになります。

ナイロビ到着後、現地手配会社の日本人スタッフの女性と電話でお話した時です。
「タンザニアの登山斡旋会社ですが、どうもポーターの数を誤魔化す等の苦情が多くでております。不必要なチップは払う必要ございませんので、気を付けてください」
と言われておりました。

登山開始後、すぐに風はメインガイドのフェルナンドに質問しました。
いったい私たちのスタッフは何人なのか。と。

よく覚えておきました。

彼曰く、

メインガイド 1名
サブガイド  2名
コック    1名
ウエイター  1名
ポーター   7名 

計 12名

とのことでした。

「え・・・そんなにいるの??」
と思いましたね。。 
騙されてるかもしれないので、その日以降、誰がどんな荷物を運んで、どんな顔がいるのか、本当は何人のスタッフが山に入っているのか、
風、一生懸命数えました(笑)

覚えられないんです、なかなか。 現地人のお顔、みんなよく似てるように見えて^^;

最終日、まだ駐車場があるゲートに入る一歩手前の小屋で、全員で記念撮影をしようと申し出ました。
山にいてる間が勝負だと踏んでいたので。。。
フェルナンドは快くOKし、それを待ってましたところ、

あれ? なぜかその最後の小屋に6人しかスタッフがいない。

フェルナンドに訪ねると、
「悪い!忘れてた!もうポーターが数人、下っちゃったよ^^;」と。。。。

確かに、風が知ってる限り二人ほどいません。

そう、どう考えても8人なんです。コックはサブガイドが兼任していました。他のサブガイドも荷物を運んでおり、ポーター兼任。
兼任なら兼任で、その分少しチップを上乗せするのに。
12人なんて明らかな「嘘」つくから。。。。


結局、全員で記念撮影するのはゲートの駐車場ということになりました。

写真を撮ろうと集まりますと・・・

ゾロゾロゾロ・・・

「誰やねん!おまえは!!」ってなヤツが確実に数名います。
GパンにTシャツで、明らかに今まで6日間も山に入っていたとは思えないのがいます。
記念撮影を見て、今でも言えます。コイツとコイツとコイツとコイツがダミーですって(笑)



ホテルに戻りますと、さっきのダミーや本物のポーターも全部おろされ、ガイドとサブガイドだけが残りました。
証拠隠滅されてしまいました^^;

チップは、8名分だけ払いました。内訳も書いて渡しました。
もちろん、12名分を要求されましたが、
8名しかいなかった。嘘をつくな」と。
それでも向こうは納得せず、引き下がらないので、
あらかじめ用意していた2枚目の内訳書を出します。
ご要望通り12名バージョンです。
が、ただし一人頭の値段をうんと引き下げ、先ほどの8名分の合計額と一緒にしたものです^^

チップの額は客次第。これで向こうは文句言えません。

結局それぞれがアタックの時についてくれたガイドには+αでチップを渡しましたが、向こうはかなり不満な様子。

たしかに8人しかいなかったのでこれで押し切りました。

6日間も共に過ごした仲間なのに、最後に喧嘩別れのようになるのは残念ですね。
ビールくらいおごってやろうと思ってたのに。

こういった詐欺まがいのこと、他のトラベラーには通用してるんでしょう。たぶん。

風には通用しません^^;


そんなこんなで登山の全ての行程が終わったわけです。


あとは、1泊だけケニアはアンボセリという国立保護区でサファリを楽しんだのですが・・・

そういうのって、読みたいですか?(笑)

動物の写真を数枚アップして、「ほら、こんな近くでゾウさんが見れたんだよ~」って記事しか書きようがないのですが、

そんなんでよければ、後日アップします^^;


長々とお読み頂き、ありがとうございました。

珍しく夫婦喧嘩の無い記事となりましたが、その分別の確執も有りの、
自分なりに愉快な記事になったと思います。

今後、またバドやら山やら単なる独り言やら・・・
日常の記事に戻ります。

今年もこんな調子で書き綴りますので、少しでも多くの人が覗いては鼻で笑うような、そんなブログを作っていけるようがんばります(笑)

本年もよろしくお願いしますm(__)m
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下山編
三連休はゆっくりまったり。後かたづけも全て完了しました。
今回、寝袋を洗うという離れ業にチャレンジしてみましたが、意外とうまくいきました。
一応ちゃんとショップに聞いたとおりやったんですよ。

「ダウンシュラフの洗い方を教えてください」
『あ~~ 洗うというよりは、汚れを拭き取って陰干しして頂ければいいですよ~』
「いえ、けっこう長い間使ってて、さらにアフリカで変なニオイもついたので、一度綺麗に洗っちゃいたいんですよ」
『なるほど。それじゃあ、お風呂にぬるま湯をはって、手洗い用の洗剤を少し入れて揉むようにゆっくり洗って、絞るのはキツくしないで軽くシュラフを丸めるような感じで・・・』

なんて教えてもらいました。

今使ってるシュラフは購入7年目です。

初めて水をくぐりました。。。


風呂桶の水がどんな色になったか、思い出したくもありません(爆)


あと、年始の挨拶に両実家をまわり、バドの初打ちも終え、疲れが出てくるはずのこの数日で逆にすっかり旅疲れを取ることができました。


さてさて、

キリマンジャロレポの続きです。



5681mのギルマンズポイントにて、キリマンジャロの巨大クレーターを拝み、氷河を見て、もうろうとしてる為に写真は撮れず(笑)、

また、風嫁はそのまま最高峰のウフルピーク(5895m)を往復してきたのでその様子も数枚アップしておきます。

ウフルまではこんななだらかな稜線を歩いて、
29-7.jpg


これがピーク。
29-6.jpg


そしてこれが氷河。
29-8.jpg


あと、ちょっとおまけですが、コメントも頂いているHさんが撮られた写真を頂きましたので、それもご紹介。(お借りします、Hさん^^)
ギルマンズポイントより日の出です。
29-9.jpg

見えているピークはマウェンジ峰(5100mくらいかな)
御嶽山で言うと飛騨頂上ってことにでもなるのかな~
Hさん、とてもいいカメラをお持ちだったので、送られてきた写真のサイズも巨大(笑)
さすがの画素数で写りもめちゃ綺麗でした。
このブログではサイズを絞ってありますが、大きなサイズを希望されるかたはメールにてお送りします(人の写真だけど^^;)


下山し始めますと、多くの人がギルマンズに向かって登ってきます。
中に、ハットで同部屋だった日本人も。
彼らは顔色も悪くなかったのでウフルまで行くことを勧めました。
男性二人。
アタックしたのは5人でしたが、残りの女性二人と男性一人は途中で引き返したようです。


下山もツライものとなりました。
一旦高山病にかかってしまうと、すぐには治りません。いかに高度を下げたといっても、ダメなんです。
治すには、高度障害が現れていなかった高度まで下げてしまわないといけません。
ということは、アタックの拠点となったキボハット(4700m)ですでにかかってた風は、その前の小屋、ホロンボハット(3720m)まで下げないとダメなんですよね。

フラフラになりながらとりあえずキボハットまで下りました。
ここで水分補給して少し休憩です。もう歩くのがやっとです。頭痛もひどく、吐き気も全く治まってません。 
とにかくツライ下山でした。ウフルまで行かなかったのは、大正解だったようです。
もし行っていたら、ガイドにおぶられてたかもしれません。


ハットに着いて荷物を置いてる日本人部屋?へ入りますと、6人パーティのうち4人が寝ておりました。
一人が起きて、風の帰還とギルマンズ登頂を祝福してくれました。
最初に祝福してくれたのは、アタックさえも出来ずにここに寝たままとなった女の子でした。
そんな状態で真っ先におめでとうと言ってくれたのは、すごく嬉しかったです。ありがとうね。

寒気もひどく、とりあえずダウンを着て寝袋にくるまって仮眠をとりました。
1時間と少し経った頃、風嫁が帰還。
こっちはウフルピークです。またみんなでお祝いの言葉を贈りました。

さて、高山病にかかっていない風嫁は元気です。
少し寝て体調がマシになった風も、もう普通に歩けるようなので、出来れば早く高度を下げなければなりません。
下りたいね
という話をしていましたが・・・

うちのパーティは3人です。
あと一人は、どう考えてもあと3時間くらいは下ってきそうにありません。

6人パーティのうちウフルまで行った2人も帰ってきました。
彼らの話によると、Bさんはかなりへばっていて、フラフラだったとのこと。
雪道をまともに歩ける技術がないので、レスキューになる可能性もあるんじゃないかなと、
風と風嫁、ウフルに行った男性二人とその他数名で心配する状態となっていましました。

風は一刻も早く高度を下げて楽になりたかったのですが、

これがパーティ登山の宿命です。
仕方がなしに待つことにしました。

さて本当に数時間経過し、風と風嫁についていたガイドも、
「彼女はもしかしたら今日ホロンボまで下れないかもしれない。ここで泊まる可能性もあるから、君たちは先に下りてしまったほうがいい」
と言い出しました。
多少はBさんのことが心配ではありましたが、風にとってここの高度は毒ですから・・・と、そのお言葉に甘えさせて頂いて、さっそく二人はパッキングを始めました。

パッキングを終えて、さあ出発だと思った頃です。

ドタンバタンと扉が開く音。
Bが帰ってきました。
たいそう疲れた顔をして、

「も~~~何あの雪! ほんっとむかつく!!」

帰還第一声でした。。。

我々も6人パーティも一応心配していただけに、少しホッとしましたが、
ここからアタックさえも出来なかった者がいてるにもかかわらず、

「頂上に小屋でもあればいいのに。私、高度が高いほうが調子いいわっ

と。。。。。


その子も数十万っていう決して安くない旅費と時間をかけてここまで来たのに、チャレンジさえ出来ずに、内心大泣きしてることは誰もがわかっていることでした。


我々は下山しました。。。


ホロンボハットに着くころには風の高山病の症状も全く無くなり、体調は嘘のように良くなっておりました。
こういうもんなんですね。高山病って。薬は「高度を下げる」というもの以外には無いのです。


ホロンボに着くと4人部屋の小屋にてのんびりお昼寝。


ホロンボハットの食堂は凄い混雑です。

何故か。

この日にホロンボで泊まって、明日キボへ出発すると、その夜が年越しとなり、アタックして上で見る朝日が初日の出となる為です。

初日の出好きな人、多いですね。


さて、夕食です。
体調が戻って食欲が出てきた風。元々調子のいい風嫁。
バテて食欲が全く無いBさん。









それ以降の下山は、風・風嫁はハイスピード。雨も相変わらず降ってるし、もうゆっくりペースで歩く理由も無くなったし、どんどん下っては小屋でBさんを待ちます。






ま、そんなこんなで下山したわけです。。

登頂証明書を申請する風です。
31-2.jpg

ギルマンズポイントまで行った人は緑縁の証明書、ウフルの人はゴールドの縁です。


次号は登山斡旋会社ZARAの詐欺行為についてです(笑)

アタックです!
嫁「ちょっとトイレに行って来る」

風「ああ、俺も行くわ」

ホロンボハットを出発する朝です。


風「どない?寝れた?」

嫁「ん~なんかちょっと胃が変」

風「あれま。珍しい」

と、トイレへ向かいながら話ていたところ、

その出来事は突然訪れました

なんと、あの、ネパールでもインドでもどんな山でも天下無敵だった風嫁が、

8000m級にでも登らない限り高度障害にはかからないのではと思っていた風嫁が、

突如、道ばたでしゃがみ込み、


嘔吐したのです!!


ついに崩れたのか、最強伝説が!!!


いやぁ~ さすがにびっくりしました。
結婚して8年、彼女のそういう姿を初めて見たものですから。

どうやら高度障害ではなく、昨日の昼食に出てきたポテトフライを食べ過ぎ、それ以来胃がムカムカして気持ち悪かったそうです。

たしかに、あまり食べれない風を尻目に、驚くほど食べていました。。。。


吐いてスッキリしたのか、一応胃薬と抗生物質を飲んで、1時間後、元気に出発されました。
最強伝説が崩れたのは、一瞬の話でした。。


(でもね、吐いた後しばらく体がキツかったらしく、この日のパッキングは風がしてあげたのです。 いえ、優しいってわけでもありません。この日以降、さらに高度をあげると風が高山病にかかるのは目に見えているので、その時にいろいろ手伝ってもらうつもりだからここでポイントを稼いだってところです。。。ToT)




出発のホロンボハットより、少しの間、目指す今晩からのアタックで目指すキボ峰がお目見えしました。貴重な瞬間でした。
29.jpg

ちょっと見えにくいですかね^^;


この日も約1000mの上昇。
昨日よりさらにペースを落として進みます。
ある程度早く出発したのですが、2時間ほどでほとんどのトレッカーに抜かれてしまいました。
この日、キボハットへ向かうトレッカーの最後尾を歩くことになりました。

このペース、結果的に良かったのでしょう。

この日も天気が悪かったので、みなさん、濡れるのもイヤだし、道はあまり傾斜がなく綺麗だし、どうしてもテンポ良く歩いてしまわれたようです。
29-2.jpg

いえ、それでイケル人はいいんです。それで。

途中、一日早くアタックして下山中のHさんとすれ違いました。
やはりウフルまでは雪が深くて、ギルマンズポイントで引き返したようです。いい状態なら1時間ほどでいけるみたいなんだけどね。残念がっておりました。

ホロンボよりおよそ7時間。
標高4700mのキボハットに到着です。

さすがに気温も下がり、雨にも多少濡れたせいか、体が随分冷えてしまいました。
一生懸命歩かない為、いっこうにからだが温まらないんですよね。

キボハットに着くと、10人部屋へと通されました。
なんと、日本人6人パーティと我々3人。全員が日本人という部屋になり、けっこう賑やかな空間となったわけです。

しかし、風はすぐにダウンジャケットを羽織り、寝袋に。

少しからだが冷えていたのと、やはりいくらゆっくり登ったといってもここは4700m。ついに頭痛が始まってしまいました。

1時間ほどまどろんで、トイレへ行き、挨拶代わりに嘔吐(爆)

また部屋に戻って、十分な水分をとって、さらに寝ます。
楽しそうにみんながしゃべっていましたが、敢えてここはしゃべらずに(これはこれで苦しかった^^;)、横になって寝ます。

もう正常な状態ではありません。出来るだけこの時間に体力を温存して、夜中からのアタックに備えるだけです。
胃がおかしいので食事をほとんど摂ることが出来ません。お湯にスポーツドリンクの粉を溶かしてたくさん飲みます。
出発前に少し食べれればそれでいい、今は体力をため込もう・・・と、ひたすら寝ました。
29-3.jpg


頭痛はしておりますが、なんとか少し睡眠は取れたようです。

午後10時半。ガイドが起こしに来ました。

いよいよ始まります。アタックです。

お茶を飲み、軽く食事です。ここで日本から持ってきたα米を食べます。風の秘密兵器です(笑)

ビバわかめご飯^^


頭の痛みはあるものの、体調はそんなに悪くなく、体はしっかり動いてくれてます。
とりあえず、アタックできる状態であると言えるでしょう。

6人パーティのうち、一人の女の子は「風邪っぽい」という理由でアタックを断念。
風邪じゃないんだな。。 それ、高度障害なんだよ。風邪とよく似てるからね、症状が。

風嫁とBさんは問題無し。

午前0時。いよいよ出発です。
29-4.jpg

ガイドについて雪の上を歩きます。
このアタックだけは、一人につき一人、ガイドがつきます。
とうていパーティメンバーが全員同じペースで進むことなど出来ないので、銘々がマイペースで行けるよう、こういう形がとられるようです。

今までずっと雨が降り続いてきたのが嘘のような満天の星空。
しんと静まりかえったアフリカ最高峰の山、キリマンジャロ。

雪を踏みしめる音だけを聞きながらゆっくり進みます。


ウイリアムポイント(5000m)地点を過ぎました。

これまで調子よくガイドの後をついて歩いていた風、体は何とも無いのですが、どうも意識が朦朧としてきます。。。

いよいよ始まりましたね。本格的な高度障害です。キボハットの4700mでは全く順応出来ていなかったので、それより高度をあげてるのだから当然のことです。
しっかり深呼吸しながら、大きく吸い込みながら、少しずつ進みます。

高度5100mを越えたあたりでしょうか。アタック開始後、一度目の嘔吐。。。。

どんどん体の力も抜けてきます。なんだろう、ものすごい気怠さが体を襲います。
朦朧としながらも、雪道を滑らないよう、雪のわずかな凹凸を見逃さずに上手く歩いていきます。
これは雪山に慣れてるから出来ることであって、ガイドやBさんはてっきり元気に歩いてるように思っていたようです。
冗談じゃない、たとえ10cmでも足を滑らせたら、いかに無駄な体力を使うか、わかってるからこそ全身全霊で集中して歩いていたのです。

5400m付近かな。 
2度目の嘔吐。。。

ガイドに、もう止められると思いました。。。「もう無理だ、下ろう」と。
しかし、風に着いたオレストというガイド、全く止めようとしない。
停まるな、歩け、もうすぐ頂上だ。を繰り返す。

解っていました。何故彼がそう言うか。

風はスリップしたくないので、姿勢をちゃんと保ってリズムを崩さずに歩いていたからなんです。暗い中のアタック、顔の表情が見えないのでこの歩き方を見て状態を判断するしか無いわけで、当然、大丈夫と判断していたのでしょう。


意識が飛びそうです。


息が苦しくて仕方がない。いくら吸っても、肺に空気が入って来ない気がする。

ついに、幻聴まで聞こえ出しました。。。 母が私を呼ぶ声でした。。

あと、何故か「バックします、ご注意下さい。ぷっぷー」 宅急便のトラックです(笑)


そんなこんなで一歩ずつ進み、風はようやくギルマンズポイント(5681m)に立ったのでした。


20分ほど先に着いていた風嫁と記念撮影をします。
29-5.jpg



うれしさというより、自分の体に起こってる異変への恐れのほうが大きかったですね。この時は。

クレーターの大きさは想像以上でした。富士山よりだいぶでかい^^;


さて、ここからは富士山でいうお鉢巡り的なルートをたどり、ウフルピークへと行くのですが、前日までは雪で閉ざされてたこのルートも、この日、雪が締まり、どなたかがトレースを造ったみたいで、多くのトレッカーがそこを目指せる状態となっておりました。
風嫁はもちろんウフルに向かってスタート。
風も後を追ってスタートしかけたのですが・・・・

少し行って、やはり戻ることにしました

体の状態を考えると、その方が懸命だと判断したからです。
まあ、行ったら行けていたでしょう。
でも、帰りの電池が体に残っていないかもしれません。
もしかしたらガイドに抱きかかえられて下山せざるを得ないかもしれません。

風にとって、そんな山登りは無いです

人の手を借りるくらいなら、自分の足で出来る範囲のことをやって満足しよう。と、下山を開始しました。


後から続く日本人達にも不思議がられましたね。なんでウフルに行かないの?って。

「行けないんだってば^^;」

ガイドからは逆のことを言われました。

「5000m地点でフラフラになって、その後ギルマンズに登頂したヤツは初めてだ」

おいおい^^; 危ないと判断したなら、途中で止めろよ・・・・


結局この日、多くのトレッカーがウフルピークに立つことができました。
少し低いギルマンズで引き返した人のほうが少なかったくらいでしょう。


最高峰に立つことは出来なかったけど、風は大満足でした。

あの状況で、少し危険だった気もしますが、本当によくがんばったと思います。

自分で自分を褒めてあげたいと、そう思ったくらいです^^;

その苦しさ、風嫁は解ってくれてましたね。

5000mでフラついて遅れた後、風がここまであがってくることはあり得ないと思っていたらしいです。
彼女の口からは珍しく賛辞の言葉が出てきました。

「そりゃ~ウフルに行った私より値打ちのあるギルマンズやと思うで」



中には、小学生?くらいの女の子がウフルに行きました。還暦過ぎたおじいさんもウフルに立ちました。
これだけ山をやっている風が、ウフルに行けませんでした。

おもしろいです。山って^^



次号、下山編。
富士山の高度で順応
ホロンボハットでは2泊しました。高地順応の為、1泊余分に泊まったわけです。

マンダラハットで朝を迎えました。登山二日目です。
朝ご飯も前日と同じようなシステムで、待っていれば勝手に出てきます。
パンに卵にソーセージ。スープも付きます。
27-1.jpg



出発するとすぐに我々の荷物を持ったポーター達が追い抜いていきました。
どうやら、全ての荷物を4、5人で運んでいるようです。
27-3.jpg


何故か、もう2日目になるのに、我々が雇ってるスタッフを全く紹介してくれません
で、チップの都合もあるので、「何人いるのか?」と尋ねておきましたところ、
チーフガイド、フェルナンドは、12人と説明しました。

そ、そんなにいるのか・・・・^^;

と思ったけど、まあ、大名行列登山とは話に聞いていたので仕方がないか・・・と思っておりました。
しかし、見れば4,5人でほとんどの荷物を運んでいる模様。
どうやら・・・12人というのは、幽霊が数名いるのかな??とこの頃から疑いを持ち始めていた風なのでした。


さてさて。

今日も標高を1000m上げます。高山病の初期症状が出てもおかしくない富士山頂の高度、3750mへ。
ですから、この日はまず最初に訪れるキーポイントとなる大事な歩行となるわけです。

ゆっくり。

ゆっくり。

あり得ないほどゆっくり。

こんなゆっくり歩いたのは生まれて初めてだというくらい、ゆっくり。

いい加減面倒くさくなってるけど、それでもゆっくり。

スワヒリ語で「ポレポレ」 

ガイドは口癖のようにトレッカーに「ポレポレ」と言います。早く歩くと高山病にかかるから、ゆっくり歩けと言ってるんですね。

私たちのガイドはほとんどそれを口にしませんでした。
それどころか、先頭に立って私たちを引っ張ろうとさえしていたように思います。。。

それほど敢えて超スローペースで歩き、4,5時間で着くと言われていたこの日の行程、7時間かけて歩きました。

後半は雨の中です。。。

このコースの大半はこういった広大な景色の中を歩きます。晴れていれば本当に気持ちいいハイキングコースですね。
27-5.jpg


ホロンボハット到着。
27-6.jpg


ところがです。こんなにゆっくり歩いて到着したにもかかわらず、風、少し体に異変を感じ出しておりました。
まずは胃腸の様子がおかしくなったようです。

夕食前。
お茶を飲んでくつろいでおりますと、どんどん気持ち悪くなって、
皆にはトイレと告げ、小屋のはずれの草むらへと急ぎました。

で、1回目の嘔吐。。。(ToT)

胃の中のものを全て出しちゃいました。これで少しスッキリしたんですけどね^^;
でも夕食は全く食べられませんでした。
おいしそうなのにね^^;
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頭痛は未だ感じないものの、生あくびが頻繁に出ます。血中酸素が少し下がってきた証拠ですね。

Hさんも少し食欲が落ちたとおっしゃられてました。僕ほどではないけど、彼も多少の異変を感じだしていたようです。

風嫁はというと、食欲旺盛でとても元気そう。

Bさんも大丈夫そうです。
Bさんは東京のどこやらのなんとかいうところで(ごめん、覚えてない^^;)、低酸素室なるもので科学的なトレーニング?をして、自分は低酸素所帯でもほとんど血中酸素濃度が変わらない体質だということが判明していたそうで(要は高山病に非常になりにくい体質ってことですね)、この高度では随分余裕です。
心配なことといえば、普段まったく運動されてないので体力的な部分がネックだということですが、運良く私たち夫婦と同じパーティだったため、どのトレッカーよりも慎重にゆっくり行く私たちと同じペースで歩くのでそこもクリア出来ているようです。

さて、高地順応日。
午前中は少しトレーニングに丘を登りました。
ゼブラロックという、岩の一部がその名のごとく縞々になっているところ。
眺望のいい場所らしいですが、残念ながら今日も雨。何も見えません(ToT)
写真はゼブラロックに行く途中に生えていた植物。サボテンじゃ無いんです、これ。
27-7.jpg


午後からは何もせずに休息です。



下山中のトレッカーに聞くところによると、どうやら山頂では雪が降り続いてるらしく、多くのトレッカーがキリマンジャロ最高峰があるキボ峰の山頂にあたる「ギルマンズポイント(5625m)」までしか行けてないようです。
本当の最高峰、ウフルピーク(5895m)はその先1.5時間ほどのところにあるのですが、雪で閉ざされているとか。だれかがラッセルしない限り無理だとのことです。
あの高度で、雪山の装備が不十分なトレッカーがラッセルなど出来るわけがありません。
ということは、今回はギルマンズポイントまで行って登頂と、そうなるのかと、我々は頭を切り換えて、集中することにしました。
キリマンジャロではギルマンズポイントまで行けば一応登頂したと見なされ、登頂証明書なるものが発行されるのです。





さて、いよいよ明日は4700mのキボハットへ。そしてその夜にはアタックが始まります。
だからホロンボハットでの2泊目のこの日も午後7時過ぎにはもう寝ます。



ようやく就寝できたのは8時。軽い頭痛がしてるようなしてないような。
あと、胃をかばってあまり食べていないのが気になります。
まあ、体力面では自信あるので、この程度でスタミナ切れは起こさないだろうと思いながらゆっくり10時間ほどの睡眠をとっちゃいました。


次号、いよいよアタック編^^
登山 初日
よく眠れました。

Hさんにもらった蚊取り線香のおかげで、煩わしい蚊帳も不必要でした。
いよいよ今日からキリマンジャロ登山。
風の敵はひとつだけ。高山病です。

高地順応の能力というのは、本当に人それぞれで、持って生まれた体質の問題です。
もちろん、多少トレーニングで強くはなれますが、あくまで、多少です^^;
富士山を登っても全然平気だった人もいれば、8合目あたりでリタイアする人も。
風は富士山は全然問題なく登れますが、頂上では頭痛が始まりますね。
ちなみに風嫁は5000mでも高度障害を感じなかった人です。立派な体質をお持ちでうらやましい限りです^^;

午前8時、バスに乗って出発です。
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なぜかトレッカーである我々より遙かに多い数の現地人をバスに乗せてスタート。
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この日はマラングゲートで入山手続きをして、およそ4時間の歩行を経てマンダラハット(2700m)へ。
熱帯雨林のジャングル地帯を歩く日です。

キリマンジャロはおもしろいところです。高度によって様々な顔を持ち、
麓はサバンナ(灌木・草原地帯)
1500mを越えると多量の雨が降る地域になるため、熱帯雨林
3000mを越えるとジャングルが終わり再びサバンナに近い草原地帯に。
4000mを越えると森林限界となり土と岩がゴロゴロした殺風景に
5000mを越えると真っ白な雪と氷の世界。

ゲートでサインをして、ストックをレンタルします。
あまりいいストックはありませんでした。
Bさんはストックを使用したことが無いとのこと。左右で違うデザインのストックを出されてえらく怒っておられます。
随分待たされて、12時前になってようやくスタート。
ゲートで記念撮影をしてからゆっくり歩き出しました。
26-2.jpg


耳を澄ませば動物の鳴き声がします。鳥か猿か虫か。よくわからない聞き慣れない鳴き声ばかり。

歩き出すとすぐに小雨が降り出します。
あっというまに本降りになり、カッパをきる羽目に。

2006年。
何かをすれば必ず雨が降ったこの一年。
九州の山では暴風雨で道に迷い、
夏の北鎌尾根では雨と雪渓で撤退を余儀なくされ、
二度目の北鎌では取り付き地点のビバーク中に豪雨で停泊を余儀なくされ、
二度企画したサイクリングツアーは両方とも雨、雨、雨

最後のこのキリマンジャロでも、やはり雨からは逃れることは出来なかったようです(ToT)

かなりゆっくり歩いたけど、3時間半ほどで到着。
雨だとペースがあがりますね。「早く着きたい」と思ってしまう。
キリマンジャロ登頂の鍵は「ゆっくり歩く」です。

異様なゆっくりペースで歩いたため、まったく疲れもせずにマンダラハットへ着きました。
こんなところです。
27-2.jpg


ここはコテージ風の4人部屋が数多くあり、一番大きな小屋が1階に食堂、2階が2段ベッドが連なる大部屋となってます。
我々は到着が遅く、この大きな小屋の2階の大部屋となりました。

多少服が濡れてましたが、この程度なら脱いで乾かすよりは着ていたほうが早く乾きます。着替えは2回分しか無いので、たいして歩いてないこの日はお着替え無しです^^;

着くとすぐにティータイム。
お湯の入ったポットと、インスタントコーヒーにミロ、ティーパックが置かれ、好きなものを自分で作って飲みます。
そしてお茶が終わればしばらくして夕食。
これらすべて、雇っているコックが作り、そしてウエイターが運んでくれます
私たちは座って待ってるだけ。食べた後もレストランのように食器をさげてもらえます。
これは登山じゃないですね^^;
26-3.jpg


今夜の夕食はこんな感じ。わかるでしょうか。
26-4.jpg



夕食後はたいしてすることも無いので、もう寝ます。山では1日10時間くらい寝ることになっちゃいます。
起きていてもすること無いし、酸素が薄いので普段より疲れやすく、たくさん寝るに越したことは無いのです。

ここの標高は2750m、普段風が北アルプスで精力的に?行動してる慣れ親しんだ高度です。
しかし明日はもう富士山山頂の高度。たぶん某かの異変を体に感じることとなるでしょう。

キリマンジャロ登山中、おいしく食べて、ゆっくり眠れるのは今日が最後かもしれません。。。

と思いながら楽しく過ごしたマンダラハットの夜でした。(すぐに寝たケド^^;)

キリマンジャロは誰でも登れる山
そうなんです。
条件さえ合えば、誰でも登れます。
その、条件とは、たった一つだけ。

高地順応能力がある」

これだけです。

これは、普段トレーニングしてるからとか、丈夫とか華奢とか、階段を使わない人とか、冷え性とか、そういうことは一切関係ありません。

持って生まれた体質のようです。

現に、キリマンジャロを登頂する人の中でも、普段山をやってない、運動もろくにやってない人が多く登頂しちゃいます。
そういう山なんです。

ただし、風のように高地順応能力が乏しい体質の持ち主でも、無理というわけではありません。
順応に人より時間がかかるだけで、登ることは可能です。
キリマンジャロの場合、行程的に縛りがあるので、順応するのが大変ですが・・・

逆に順応能力がある人なら、犬の散歩しかしたことのない人でも簡単に登れるほど、登山道は緩やかで整備され、現地のガイドやポーターを駆使した至れり尽くせり登山です。

この至れり尽くせりの大名行列登山も行き過ぎで、風自身は、少数で行動できるネパールのほうがよほど楽しかったです。


さて、システムについて説明します。

キリマンジャロは、トレッカーだけで入山は出来ないことになっております。
必ずガイドがつきます

また、宿泊できる小屋はありますが、食べ物が売ってる売店やレストランは無く、食料は自分で運ばなければなりません。

そこで、いろんな登山会社があり、トレッカーに必要な人員をお世話するというビジネスが成り立っております。
かなりの雇用数を確保できる、タンザニアの一大産業なんですね。

実際にどんな役割の人たちが我々についてくるというと、3人くらいのパーティの場合、

メインガイド(一人)
アシスタントガイド(人数分)
コック(一人)
ウエイター(一人)
ポーター(食料・ゲストの荷物・自分たちの荷物等、4,5名)

と、約10名ほどの現地人を雇うことになるのです。

ですから、さながら大名行列という雰囲気になるんですね。これだから、山もたいした運動も経験の無いような甘ったれでも登頂出来ちゃうわけです。


多くのトレッカーが目指すルートが、「マラングルート」です。

1800mほどのところにゲートがあり、ここまではバス、ゲートで入山手続きをして入ります。

一日目は2700mのマンダラハットという小屋まで。熱帯雨林のルート。

二日目は3720mのホロンボハットまで。ここで富士山と同等の標高になりますので、早い人はここで高山病にかかります。
ここで高地順応の為、2泊する人も多く、風もそうしました。
Hさんはそれをせずに1泊で次に進む行程のため、違うパーティになったわけです。

三日目、ホロンボハットよりキボハット(4700m)へ進みます。ここで約8割の人が症状の大小はあれど、高度障害にかかります。
軽い頭痛から、意識を失って担架で運ばれる人まで様々です。

そして、キボハットまでいくと、あとはアタックということになります。

アタックは、夜の11時頃に出発し、真っ暗の中登り始めます。
頂上でご来光を見るためです。
ちょうど富士登山でみなさんそんなことしてますね。一緒です。

で、富士山でいうと、山頂神社にあたるところが「ギルマンズポイント」
ここで、とりあえず登頂ということになります。
標高が5625m、噴火口を覗くことができ、台形のキリマンジャロの上の辺に乗ったということです。
ここから1時間半ほどでウフルピークという、最高峰(5895m)に歩けます。
ただ、稜線上になりますので、天候により歩けないこともよくあるみたいで、これは運ですね。

で、早朝に登頂した後は、一気にホロンボハット(3750m)まで下っちゃいます。
そこで1泊、
翌日はマラングゲートまで下り、全行程終了となるわけです。

下山後、雇ったメンバーにチップ(この場合、日当という意味)を払います。

登山者の3割が日本人、1割が中国・韓国人、あとがヨーロピアンですね。

全体的にゴミなどのマナーが悪く、山を愛する人たちというよりは、アフリカ最高峰のネームバリューを登りに来た感が強い人たちがほとんどですね。そういう意味でも富士山とよく似てました。

二人の日本人との出会い
朝6時。
起床してさっそく出発準備にかかります。
シャワーしたかったけど、ここのホテル、まともにお湯が出ない。。
夕べはなんとか水に近いシャワーを浴びたけど、朝は気温も下がり、とうてい水シャワーを浴びる気になんてなれません。
今日泊まる予定のホテルは料金もけっこう高いのでちゃんとお湯も出るはず。。と、シャワーは諦めて、顔だけ洗い、ミネラルウォーターで歯を磨いて、パッキング。
食事は1階のレストランで。
バイキングスタイルで、パンと飲み物各種、あとスープが出ておりました。まあ、こんなもんでしょう。
風、レバーが苦手なのに、スープには炊き込まれた牛レバーがたっぷり^^;
さすがにこれは無理。。 バスで酔う前に、ここで吐いてしまいそうでした(汗)
パンとフルーツ、ミルク、コーヒーであっさりと朝食を済ませました。

ここで我々以外にお二人、日本人と出会います。それぞれ一人旅です。
お一人は女性(30代半ば)、もう一人は男性(30代後半)でお二人とも関東の方。
二人ともキリマンジャロ登山に今朝から出発されるとのこと。
同じツアー会社を利用してるので、今日のホテルも登山の斡旋も同じところです。
しばらくの間、この方達と共に過ごすことになったわけです。

7時半、シャトルバスが到着します。
20人乗りくらいの、まあ、、こんなバスで^^;
23-6.jpg

屋根の上に荷物を載せ、シートをかぶせます。雨が降りそうなんだけど、荷物濡れないかな・・・との心配をよそに、予約者の点呼を済ませると出発。
ケニアとタンザニアの国境、ナマンガという街まで約3時間のドライブです。

ここはアフリカ。いろんな意味で日本と違いますが(当たり前。。)、何が違うって、人の体臭がえらく違います。
日本人って、ほんと無臭(苦笑)

バス内もいろんなニオイがごっちゃ混ぜになってます。それだけで酔いそう^^;

日本人は我々4人と、あと家族連れの3人。
そう、キリマンジャロを登ろうとする日本人は非常に多いのです。

それと、これはけっこう驚きましたが、登山経験の無いツーリストがキリマンジャロを登るってのもかなり多いのです。
登山道はよく整備されているので、登るだけなら確かに小学生でも登れるらしいのですが・・・
まあ、登山の詳しい状況については追々説明します。


しゃべったり寝たりしながらなんとか酔わずにナマンガの国境まで到着。
ここでタンザニアのビザを取得し、入国。さらにバスで走ります。パスポートの中がいろいろ賑やかになりました^^

そこから1時間半、アルーシャという街でバスの乗り換え。
ここで昼食時間があったはずなんですが、なんと休憩時間はたった20分。。。
4人で近くのホテルの食堂に駆け込み、チキンとポテトの料理を大急ぎで食べて、またバスで出発。
胃がびっくりしてました^^;

さらに1時間半ほど走ると、今日の宿泊ホテルがある、モシという街です。
23-7.jpg

バスはホテルの中まで入り、荷物が下ろされるとホテルのポーターがあっというまにロビーまで運んじゃいます。
チップ争奪戦です^^;

まだタンザニアのお金なんて持ってないし、もちろん細かいお金も無い。
故に、チップとして渡す小銭がありません。。。

仕方がなしにUSドルで1$、払いました。

この国の平均月収が約50$ 月収の1/50のチップ。 
日本なら平均月収30万としたらなんと6000円!!
鞄をちょっと運んだだけで6000円かぁ。。。と思うと、今度から絶対に自分で運ぼうと堅く決意してしまう訳です^^; 
彼らは日本人を歩く貯金箱と思ってるだろうけど、自分に関しては決して余裕は無い(汗)

実は、もう明日から登山開始。 けっこうタイトなスケジュールなんです。
このホテルに、今回の登山会社「ZARA」の方達が来て、明日からの登山にかかる打ち合わせを行います。
自分が使った現地のツアー会社はココでは書きませんが、タンザニアのキリマンジャロ登山斡旋会社の名前は敢えて出させてもらいます。訳あって。

結局私たち夫婦と女性のBさんの3人が同じパーティだということが解りました。

男性のHさんは、オーストラリア在住のイギリス人、クリスという若い男性と二人パーティ。
出発日は同じなので登山口までは一緒に行くことになりました。


夕食前に外でキリマンジャロが姿を現しました。さすがに大きいですね~
23-8.jpg

富士山と御嶽山を足して割って2をかけたような感じ(笑)

天気は悪いみたいです。その後もすぐに雲がかかり、どうやら山は雨かなあ。

山頂付近は真っ白です。


日本人4人とクリスと5人で夕食。バイキングスタイルでおいしく頂きました。
体調を整えるために、この日はノンアルコール。ミネラルウォーターで乾杯です。
ここは本当にこの界隈ではいいホテルで、セキュリティもしっかりしており、ホテル内はかなり治安良さそうでした。ホットシャワーも出ました^^
Hさんにもらった蚊取り線香を焚いて、この日は蚊帳をせずに寝ます。刺されませんでした。

明日はいよいよキリマンジャロ登山。どうなるのでしょうか。。。


次号ではキリマンジャロ登山のルール?みたいなものについてです。
いざナイロビへ!
カテゴリに「キリマンジャロ」を追加してみました。
だからどうってわけではないんだけど^^;

12/23 午後9時過ぎ。
ようやく関空でチェックイン。

エミレーツ航空は初めてです。ドバイ経由ナイロビ行き。
数週間前に検疫所で黄熱病の予防接種を受けたときに見かけたカップルの姿がありました。
新婚旅行だそうです^^
動物好きな奥さんの希望で、ケニアにサファリツアーだってさ。
いいね~~ 初々しくて。

山好きな旦那さんの希望でスイスにトレッキング三昧の新婚旅行に行った風夫婦もこんな雰囲気だったのでしょうか。

どうしても思い出せません。。


タバコをやめているので、「えっと・・・喫煙所は・・・」と探す必要が無いはずなのに、やっぱり癖で探してしまいます^^;

化粧室で歯を磨いて、搭乗。今後は水道水で歯を磨くことすら許されない生活となります。

まずはドバイへ。


早朝6時頃、ドバイへと到着しましたが、乗り継ぎ便の多いこの空港では免税店やらが24時間営業。とてもにぎわっております。
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ご存じの通り、ドバイは金持ちの街。是非とも一度街そのものを見てみたいと思い、わざと飛行機を1本遅らせて、入国してみました。
よって、AM10時頃のナイロビ行きに乗らず、PM3時頃の便。街で4,5時間はウロウロする時間を作れた訳です。

さて、入国審査を受けて外に出ますと、ターミナル前は日本車だらけ(ほとんどがトヨタ)。
高級車から庶民カーまで、概ね8割が日本車です。

地元民はほとんどメタボリックシンドローム(笑) さすが金持ちの街ですね^^;

すっごいビルが建ってるかと思うと、意外と庶民的な交通手段なんかもあって、街はそんなに綺麗というわけでもなく、パッと見と中身の違いはけっこうありました。
あと、外国人に冷たい街だな~って印象が強いですね。
ガイドブックを持っていないので(一応アフリカ旅行に来てるので・・)、いろいろ人に聞いたりしながらうろうろしたのですが、あまり親切じゃ無かったですね。
物価は安く、日本の2/3か1/2くらい。
街に出てる人々はほとんどが男性。女性の姿は1%ほどです。
昼食にカレー屋さんに入りましたが、客も従業員も全て男性。紅一点となった妻はじろじろと見られておりました(笑)

マトン肉のカレーをでかいナンと一緒に食べ、満腹。 路線バスの行き先が解らずにとりあえず乗ってみたり、川を渡る船(1回15円くらい)に乗ったりと、
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ウロウロしただけでタイムアップ。空港に戻ります。

ブランド物が安いらしく、買い物ツアーとして多くの日本人女性が訪れるらしいのですが、
まあ、それだけの街ってところでしょうか。 
大きなホテルの一階フロアの一角にスケートリンクがあったり、お城のような民家が延々建ち並んだりと、まあ、すごいって言えばすごいんでしょうけど、
金に物を言わせてる感があり、あまり好きにはなれない街でした。


空港に戻りますと、チェックインは関空で済ませてありますので、そのまま搭乗口へと進みます。
ナイロビに行く日本人はみんな一本前の飛行機にトランジットしてますので、この便に日本人は私たち二人だけ。
アフリカ系の方々とヨーロピアンがほとんどの便に乗り込みます。

エミレーツ航空、機内食がけっこうイケます^^

関空発着となる便は日本人が多いため、日本食が織り込まれたメニューとなっております。帰りなんかは「鰻の蒲焼き」がでてきました。ちゃんとした鰻で、アツアツで、めちゃ上手かったです^^

日本を出発してほぼ丸一日。ようやくアフリカの地に到着します。

ナイロビには午後8時を過ぎて到着。すでに真っ暗で景色は何もわかりませんが、飛行機から見た夜景はなかなかのものでした。ナイロビは数少ないアフリカの大都会のひとつです。

ビザ申請も問題無く済み、両替もして、到着ゲートをくぐりますとすぐに現地手配会社の社員が風の名前のプレートを持って立ってるのを見つけました。
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時間も時間なので、この日はそのままホテルまで送ってもらいます。

ホテルは小さな安宿^^;
明日も朝早くから出発するし、「寝るだけ」のためのホテルなのでこれで十分。

アフリカのホテルでは、必ず各ベッドに蚊帳があります。
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見たところ、部屋には蚊がいなかったので、蚊帳無しで寝てみましたが・・・
電気を消して寝てみれば、どこから出てきたのか、部屋中大量の蚊・・・(ToT)

5箇所ほど刺されてしまいました。 

帰国してしばらく、マラリアの発症を心配することになっちゃいました^^;

蚊帳を外してベッドを囲み、蚊の音はしますがこれで刺される心配もなくなったので安心して寝ます。
あと、解る人には解ると思いますが、ここ数食、ずっと機内食だったので、ゲップが独特な変なニオイします(苦笑) 

さて明日はさっそくキリマンジャロの麓となるモシ(タンザニア)という街へ移動。いわゆる路線バスでの移動なのでほぼ丸一日かかります。
もちろん日本の観光バスのようなバスではないのは解ってます。バス酔いしやすい体質の風、きっちり寝て体調を良くしておかないと。。

ナイロビは標高1700mの都市。赤道からわずか数百キロしか離れていないので本来は年中灼熱地獄なんだけど、ここは涼しい。日本の秋のような気候が続いています。
エアコンも部屋には無く、少し窓を開けていると夜中は肌寒いほどです。


明日からどんな日々が続くのでしょうか。どんな出会いがあるのでしょうか。

思い馳せる間もなく、寝てしまいました(笑)
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