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GW 前穂登頂

岳沢小屋から岳沢本流を横切り、まっすぐ奥明神沢に向かいます。ほんの10分ほどで沢の登りに取り付くことになりますが、デブリがすぐそこまで迫っており、やっぱり気持ち悪い。中には車一台くらいはある雪の塊がゴロゴロ。こんなのに当たったら100%OUTですね。。

さて、沢を登るということは、最初は緩やか、だんだん急こう配になってきます。前穂を目指す数パーティも、黙々と登ります。
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朝からどんより曇っていた空は、ついに雪を降らせる始末。

沢を2/3ほど詰めたところで沢が分岐します。まっすぐ詰めれば右俣ルートにて明神岳のコルへ、左へ取れば前穂高岳に直登する左俣です。
風は今回は前穂登頂が目的なので、左俣を詰めました。
結果的に、今回はこの左俣でかなり苦労することに。ほとんどのパーティは右俣をコルまで詰めて、稜線の岩場を越えてあとは稜線伝いに登って前穂に登頂してましたが、話を聞けば「岩場はちょっとスリリングだけど、この固い雪壁が延々続くよりはマシ」と、明神のコルを目指した人のほうが多かったようです。


さて、断られたためアンザイレンもしないまま、ステップのない急傾斜を登ります。降り続く雪は地吹雪状態になり、数日前のトレースなんて完全に消え去ります。
まさか5月にクラストした雪壁を登るなんて思ってませんでした。。。
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っていうか、アイゼンの前歯だけで登る時間帯が思いのほか長くって、

ふくらはぎが攣りそうでした^^;


で、苦労して稜線に出れば・・・
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間もなく登頂。
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お天気はまずまず。でも、大好きな穂高はその姿を惜しげもなく披露してくれたのです。

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GWにしてはかなり冬山に近い様相です。今年は雪が多い。

下りは少し気温もあがり雪が緩んだのか、キックステップが少し入るようになりましたので、登りよりは楽に下れました。

でもやっぱり滑りやすい下りでは、

ピッケルを使ったマジな滑落停止を数度しましたが(苦笑)


登りが4時間半で、下りが2時間。 13:30にはテントに戻り、ビールビールビール(笑)

午後からはかなり天気も回復し、
「ちょっと登った時間と天気のタイミング、ずれたなぁ~」とか言いながら、でも楽しかった前穂アタックに満足でした^^


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GW 岳沢より
先日の雪壁の写真は、奥明神沢左俣を登攀中のものでした。

ということで穂高に詳しい人ならお分かりかと思いますが、このGW、風は前穂高岳登頂を目指して、岳沢へと入りました。

前穂高岳。
実はここからの景色が好きで、昨年の夏も新しくなった岳沢小屋を見がてら、前穂に登頂しました。
槍穂連峰を眺めるのに一番いい場所だと思ってます。おまけに、ピークは3000m超と、登った感もそれなりにあって、イイ^^

入山は言わずとしれた上高地。連休の前半は天気が不安定でしたが、後半に入って落ち着いてきたこともあるのか、かなり賑わっていました。

岳沢に行くには、有名な河童橋を渡ることになるのですが、
実は賑わってる時の河童橋、渡り切るのにめちゃ時間がかかります。
穂高をバックに写真を撮る人だらけなので、シャッター待ちで進めないんです。。

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そんなこんなで朝10時に登山開始。

岳沢登山口は河童橋から20分くらいで着きます。

とりあえずここで休憩(笑) 久々のフル装備を担いでなんか気持ち悪くなりました(汗)


登りだして1時間ほどで、樹林帯が明るく開けてきますが、これは樹林帯を抜けたわけではなく、雪崩の跡に出くわしただけ。
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なかなか強烈ですね。。。

だいたい中間点くらいが、見晴らし台と呼ばれるところ。

上高地や乗鞍が見渡せます。ここで軽い昼食。
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約4時間歩いた午後2時、
岳沢小屋に到着です。
管理人の坂本氏がお出迎え。

「久しぶりです!これ差し入れ」といいながらザックから赤霧島を渡しますと、

「おぉ、赤ですか^^」にやりと笑う坂本氏。

「連休の繁盛期が過ぎたらゆっくり飲んでください」というと、

「いえ、今日さっそくいただきます」と日に焼けた真顔で答える坂本氏。いい男だな、相変わらず。


さて、ビールを3本くらい飲んで、テントを張らんとあきません。面倒だけど^^;
この時はまだテントは5張りくらいでしたが、それから来るわ来るわで、夕方にはこんな状態に。
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左から並んでるテントの向こうから2つ目と3つ目が我々のテントです。

ええ、風嫁は一人でソロテント。 軽量化より、安眠優先だそうです。


高曇りの天気の中登ってきましたが、テントを張り終えた頃より降雪が。。


まだまだ穂高の2000mより上は真冬です。


雪は3,4時間ほどは降り続き、10cm程度の新雪となりました。
これで黄砂で汚れた雪は綺麗に化粧し、表層雪崩が心配されるほどの積雪量もなかったことで、明日に期待が持てます。イイ条件で登れそうな気配に胸を躍らせながら午後8時、就寝となりました。夫婦別々で(苦笑)


ところが・・・


さっきのテントの写真の風テントの向こう側の4人用。

22時を過ぎてもベラベラベラベラ。。

50過ぎのおっさんがあーだこーだとベラベラベラベラ。。。。


「すみません、もう10時過ぎてるんで、話し声いい加減にしてもらませんか!」


と一言いいますと、


「あ、はいはい。。」と渋々。

テント間の話し声ってかなりよく聞こえます。なんでかしらんけど、間近で話してるかのように聞こえるんですよね。
で、そのあとおっさんが、

「あ~~ぁ いつもお誕生会は怒られておしまいだなぁ~ 去年もその前も怒られたっけ、へへへ」


山でテントで夜遅くまでお誕生会がしたいのなら、


小屋のテント場に張るな!ばかたれ!!


50超えたおっさんがこんな調子じゃ、若いやまのぼらーに示しがつきませんね。っていうか、最近は若者のほうが礼儀正しいけどね^^;


というわけで、なんか寝たような寝てないような感じで、翌朝を迎えたわけです。


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こちらが本日登る奥明神沢。

下半分はデブリでびっしり埋まってます。気味の悪い斜面ったらありゃしない^^;

ちなみにこの写真は下山日のもの。アタック日は朝から曇り空で稜線はガスっておりました。

そんな中、アイゼンとハーネス、ヘルメットを着けてスタートです。


映画 「岳」
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さっそく、公開日に見てきました(笑)


数ヶ月前の「雷桜」以来、また夫婦で仲良く映画鑑賞してきたわけですが・・・


これから見ようと思ってる人、見ようかどうか迷ってる人に、一言。



北アルプスが美しいです。



以上!(笑)




あくまで風の感想です。ですから、ここからは、読みたい人だけ読んでください^^



まあ、間違いないのは、剱岳よりも面白く、映像の迫力もあった。

たしかに剱の映像は綺麗だったけど、

なんか、山を撮るならこうだろっていう撮り方をしてくれていたかな。



ただ、風が穂高という場所を知ってるからか、

時系列の違和感はどうしてもあります。


「こっからあそこまでなんで1時間ちょいで行けるねん!!」と、つっこみどころは満載。


あと、厳冬期の救助のあと、三歩が頂上に立ってる映像は雪の付き方からどう見てもGWだったり、


ってのがありましたが、気にしたらダメです。



ロケ地は、想像通り、夏は涸沢付近。冬は西穂山荘付近と、八方山荘付近。労せずに雪山に入れる場所でした。


谷村山荘はどこをイメージしたんだろう。位置的にはやはり明神か徳沢になるのかな。



さて気になるキャスト。


で、

やっぱり気になる小栗旬演じる三歩



ん~~~~





やっぱちっちゃい(苦笑)



大変、三歩を三歩っぽく演じてましたが、どうしても小柄であかぬけてて・・・^^;



クミちゃんの長澤まさみは、思いの他よかったです。なんか、彼女が主演映画っぽい構成になってたね。


ちなみに、長澤まさみの滑落したあとにできた目の下のアザと、ただいまうちの奥様の顔にある目の下のアザ(前穂下山時に転倒して作ったモノ)が、


かぶってると、怒り、


長澤まさみのザックと、自分のザックが、同メーカーの同色で、かぶってると怒り、


長澤まさみの髪型と、自分の髪型がかぶってると、怒り・・・・




なんか怒ってました。



「私がまるで長澤まさみのマネしてるみたいやんか!」


と・・・・・



ええ、意味がさっぱりわかりませんが。。




原作の想い出に残るストーリーが巧みに組み立てられていて、

想像してたより全然楽しめました。



なにより、




やっぱ穂高はすごい^^

アンザイレン
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とある雪壁の登攀中です。

写真で見るより実際は角度がきつく、雪面も固いアイスバーンの上に軽い新雪が2,3cm積もってる状態で、大変登りにくい。GWならたいがいはズボッと雪の中に蹴り込めて登れるのですが、今年は気温が低いしちょうどここは吹きさらしになる場所だし、何せ、この5分前は地吹雪だし^^;

アイゼンの前歯をアイスバーンに蹴りこんで、ピッケルも駆使しながら必死こいて登ってる最中でした。

もし滑ったら、1km以上の超巨大滑り台です。もちろん、その行先は天国です。。。^^;


で、



風「おーい!ちょっとこれはさすがにキツイ! アンザイレンしとこう!」


※アンザイレン・・・二人以上で体をロープで結びあうこと。一人が滑落しても他の者が止めれるようにする。


風嫁「いらん!!


え??今、なんと??


風「なんでやねん、落ちたらどうすんねん!」


風嫁「だって、あんたが落ちたら、私、よう止めれんもん!



あっそ。。



レポはまた後日します^^


ちゃんと、目的のピークには登頂しましたし、


ビールも浴びるほど飲みました(笑)
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