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槍ヶ岳北鎌尾根 vol.1
シンプルな題名にしてみました^^

8/16(水)
仕事を終えてからそのまま出発。この日は高山市内のビジネスホテルに一泊します。
いつもならメンバーズホテルに格安で素泊まりするのですが、お盆時期なのか、この日は早くから満室。
仕方が無しに市内の中でも安いビジネスホテルを探し、なんとか一人3300円のツインを予約。
渋滞もあって、予定より1時間ほど遅く到着。
ホテルに入ると、さすがに格安ホテル、ロビーは無し。フロントで受け付けをすませますと部屋に。
入ってびっくり。
蒸し風呂状態・・・・・^^;
エアコンを入れようと探すと、なんとなんと、エアコンは無く、窓を少し開けた状態で窓枠に取り付けるタイプの冷風器・・・
つまみをひねると、ごぉーーーーー!という轟音とともに心なしか冷たい風が出てきます。。
明日は5時出発。シャワーを浴びとっとと寝ようと思いますが、この冷風器の音、
とても寝れません。
冷風器を止め、窓をあけようと思いましたが、窓には網戸が無し。おまけに窓の近くにホテルのネオンがあって、蚊がウヨウヨ。1秒たりとも開けれません・・・
しかし冷風器を止めると一気にまた蒸し風呂状態。
結局ティッシュで耳栓をして寝てみました。。。が。。。

8/17(木)
結局ほとんど眠れず・・・ 
嫁も一睡も出来なかったらしく、ひどく不機嫌^^;
そんな状態で平湯温泉あかんだな駐車場へと走らせたわけです。
途中のコンビニで朝食を購入するが、なんだか食欲も無く、欲しいのはヨーグルトとかゼリー飲料とか。
ったくあのホテルめ(ーーメ)・・・ネットで「最悪なホテル」として公開してやりたい・・
あ、、そろそろ山の話します。。。


天気は曇り。平湯からは山並みが少し見えていましたが、どんよりした空。
そして上高地に着くと、雨(ToT)
なんだか最近、上高地は雨というのが僕の中の常識となりつつあります。
他の登山者が高価そうなカッパに身をくるんでるのを尻目にそそくさと出発します。
どうせ汗で濡れるから、この程度の雨ならカッパを着ない二人。ザックカバーはしますけど。

先月の撤退した時の記録と比べながら歩く。
あの時は初日北鎌沢出合に到着したのが午後6時。日没が早くなってるし午後からの天候も安定しない時期に入ってきてるので、少々急いだ方がいい。
少しずつペースを速めて槍沢ロッジに11:30到着。
昼食を取ってると、ヘルメットをザックに付けた40代くらいの男女二人組が下山してきて休憩してる。きっと北鎌組だと思って声をかけてみるとやっぱりそうだった。
同じ男女二人パーティなのでいろいろ聞いてみることに。
とても親切に質問に答えてくれ、非常に参考になりました。
この場を借りて「ありがとう」です。
その方達は北鎌が3度目。何度かザイルを出して登ったということで、所要時間は12時間。
初めての我々もそのくらいは、あるいはそれ以上かかると思っておいたほうが良さそう。
最後に、常にこの言葉を頭に置いて登ってと言われた。

慎重にスピーディに強気に

まさに北鎌のための合言葉でした。

2:00 水俣乗越到着。
空気は湿っていて、天気は思わしくない。
乗越から北側の景色です。
P1010006-1.jpg


ジグザグのザレた踏みあとを下り、30分ほどで雪渓に。
雪渓は標高差で100mほど残っていました。
軽アイゼンをつけようかと思ったけど、スプーンカットがきつく、表面がざらざらとしてて柔らかいので、アイゼン無しでもヒールでしっかり雪面を捕まえられたのでそのまま下る。
最後にこんなクレパス。ガスに巻かれて視界が少なくなっていたのでちょっとびっくり^^;
P1010011-1-1.jpg


あとは天上沢を北鎌出合まで通い慣れた道^^;
雪渓が前回より少なくなっていた分、所要時間は多少増えました。
間の沢と合流して、いよいよあと30分で出合と思ったころ、が・・・・
数分後、しばらく小康状態を保っていた雨が再び降り出す。
それも、かなりの豪雨に。。。

出合にはテントが既に二張り。大きさから見て、単独がひとつと、二人パーティがひとつ。
前回はだぁ~れもいなかったので、これだけでも随分心強いものです^^

豪雨の中なんとか幕営し、テントに。靴はすでにびしょぬれ。服も。カッパも。
なんとも段取りの悪いテント内(苦笑)

夕食はα米とレトルトカレー。今回は大阪第一ホテルのカレー一食460円(笑)

強い雨は結局日付が変わる頃まで降り続き、結露で寝袋は濡れるわザックも濡れてるわ・・・
持っていった焼酎も、ほとんど飲んでしまいました。ええ、半分やけ酒です(汗)
ほとんど徹夜明けに近い状態で一日目がんばって歩いてきたのに、またもやあまり眠れない夜を過ごしてしまったのでした。。。。

8/18(金)

AM3:00
起床です。超寝不足。。。。
雨はやんでます。とりあえず外に出てトイレ。
ビニール袋に足を入れてから靴を履きます。靴の中がびしょぬれなので(ToT)
いざ歩き始める時はもう仕方がないのでビニールは外しますが(どうせすぐに破れるし)、それまでは靴下は濡らしたくないものです。
そこら中が濡れてるテントから出ると少しすっきりして深呼吸。
尾根沿いにぶ厚い雲がかぶってますが、上空は星が見えています。天候は回復しそう。
テントに戻り、朝食。
α米のエビピラフと粉末スープ。
食べ終わってパッキング・・・・と行きたいところなのに、身体が全然動こうとしないんです^^;
嫁も同じような状態で、これから北鎌をやるのにこんなんでいいのか?って感じですよね。
しばらく放心状態(半分寝てた)を経てようやくパッキングします。
濡れたテントを畳み、濡れた寝袋を丸め、昨日びしょぬれになったままビニール袋に放りこんである衣類をザックに押し込め、足を入れた瞬間に靴下がジュッっと音をたてて濡れてしまう靴を履き・・・・
出発予定時間より1時間以上遅くなった6:00、ようやく二人はザックを背負いました。
が、背負った瞬間、笑っちゃいましたよ、ほんとに・・・・

重いって!!

この後、出発せずに30分くらいふたりで「どうする?」をきっと30回くらい繰り返すだけの会話をしていたと思います(苦笑)
その、「どうする?」の選択肢をここで紹介したいと思います。

1.予定通り北鎌をやる
2.一日停滞して明日北鎌をやる
3.水俣乗越に登り返して西岳ヒュッテに泊まって翌日大天井、燕へと縦走して中房に降りる
4.水俣乗越に登り返してそのまま上高地に下山して、おうちに帰る(笑)
5.貧乏沢を登って大天井へ、翌日常念岳、蝶が岳を縦走して上高地に降りる。
6.貧乏沢を登って大天井へ、そのまま中房におりて温泉泊。。

これだけありました(爆)

とくに6番目にとても魅力を感じていたのは事実ですが^^;、貧乏沢は降りたことがないので登るのに不安がありました。
沢というのは上から下へ合流を繰り返しておりてきます。
ということは下から上へ行くと分岐がいくつもあって当然なのです。水俣乗越へは通い慣れてますので迷うことはありません。が、ここを2往復するのもあまりにも・・・

結局2番目を選択しました。
この体調、このザックの重さ(後に水を補給するのであと3kg重くなる)で北鎌は無理。他の沢を登り返すのも、もうしんどい。
停滞するならこの日食料を多少切りつめる必要はありましたが、動かないから腹は減らないと思い、停泊を決めました。

で、ぴーかんになった天気の下ザイルを木から木へ結び、何から何まで全部干しましょう!大会(笑)
P1010015-1.jpg


昼寝3回。行水1回^^;

FF(ファイナルファンタジー)ではテントは体力が回復するものの全快にはなりませんが、この日我々はほぼ全快出来ました^^

この日の食事は朝食以降、スナックパンとハッピーターン、ビーフジャーキーと粉末スープ3杯。

さていよいよ明日は北鎌です。


(前置きが長いとのお叱りには耳をふさがせて頂きます・・・すみません・・・)
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Comment

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本編もしっかり長くなりました^^;

やっぱり前フリのほうがおもしろかったかも(苦笑)
かぜ | URL | 2006/08/22/Tue 11:14 [EDIT]
物事には 順序があります。

登山だって ひょい と 登れるわけでは ないのですから

じっくりと 大作を執筆?してくださいね

前フリ(過程も)も 楽しみにしてますから
とこ ちゃん | URL | 2006/08/21/Mon 15:48 [EDIT]

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