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趣味 登山 vol.2
何故か前の記事が消えちゃいました。
たぶん、間違って記事管理のページにて削除してしまったことと思われます。
きっと、他ならぬ自分の仕業です・・・(汗)

長々と書いたので、もう同じことは書けませんが、続きをそのまま書いちゃいます。
ある山友達の方から「続きを楽しみにしてる」との何より嬉しいお言葉を頂いたもので^^

穂高岳山荘に泊まった翌日は晴天に恵まれました。
初穂高を満喫するにふさわしい雲一つ無い天気。もしこれが朝から雨だったなら、風はこんなにまで穂高に通わなかったかもしれません。
なんでも最初の印象って大事ですよね^^

日曜日だったせいか、山荘はすごい人。奥穂山頂のご来光に合わせて4時頃にはすでに登山の準備をしてる人もたくさんいました。
風もご来光を・・・と、最初の梯子に出来ている列に並び、トボトボと登っていきました。
数十分登ったところで、前を歩いてるおじさんから、「後ろを見てごらん」って言われて振り返ると・・・

槍ヶ岳!!

なんという景色でしょう。

真下には穂高山荘の赤い屋根が見え、右に巨大なすり鉢状の涸沢カール。
涸沢岳から北穂高岳の荒々しい岩峰を越え、なだらかな南岳の向こうに天に突き刺さる槍ヶ岳。

これが槍穂連峰。。。

しばしの感激タイムを経て、さらに15分ほど登りますと、奥穂高岳頂上です。
たしかに、周りのピークよりは頭一つ高い^^
向こうには前穂、その右下には上高地が見えています。そう、上高地から風が見た景色の、一番高いところに今立っているのです。
先ほどの槍穂連峰の景色もさらに明るく美しく見えて、飛騨側に目を向ければ笠ヶ岳が、その遙か向こうには白山連峰も。

しかし風、そこから見えるどの山よりも気になって仕方がなかったのが、奥穂のすぐ南側にそびえるひとつのコブのようなピークでした。

昨夜山荘でいろいろしゃべったおじさんが教えてくれました。
「あれがジャンダルムだよ」

ジャンダルム。。

地図にたしか書いてあった。
山好きの焼鳥屋のおっさんがジャンダルムに登ったと自慢していた。

その、ジャンダルムか。。

おじさんはさらに、「登れるよ、あれ。ここにしばらくいてたら、あのてっぺんに人影が立つようになるよ。その向こうの西穂へ縦走する人だね」と。

西穂へはあのジャンダルムを越えて縦走していくのか・・・
地図を見る。
エキスパート向けコース。。。

風、何を思い立ったか、
「すみません、あのジャンダルムまで、どれくらいで行って帰ってこれますか?」
とおじさんに聞いちゃったのです。

おじさん、全く動じずに、「2時間もあれば君なら行けるだろう。途中2,3箇所怖いところあるけど、慎重に慌てずにいけば大丈夫。若いし、いい体してるし^^」

数分後、風はザックを奥穂山頂に置いて、巾着袋に水筒とカメラだけ入れて両肩に背負い、出発したのでした

その日西穂方面に向かったのは、風が一番最初でした。前には誰もいません。
穂高に登る人なら誰もが知ってる、奥穂~ジャンダルム間の難所、「馬の背」「ロバの耳のトラバース」 風は何も知りませんでした。。。

奥穂からガレた岩場をなだらかに下っていくと、どんどん両端が切れ落ちた感じに。
そして、
「え・・・・・・」
と思うようなナイフリッジが現れます。
すっぱりと切れ落ちた岩場。足をかけるところの幅が10cmも無く、横に進みそして跨いで・・・
っていうより、そのナイフリッジに取り付く部分がめちゃ怖かった。。
ドキドキしながらそこをクリア。降りてきてもう一度振り返ると、上にこれから馬の背をやろうとしてる二人組。
そのナイフリッジ部分に降りる箇所が怖くて足が止まってるようです。

「おーい!ここ、どうやって行きました?」
と聞かれ、
「え・・・っと・・・ すみません、わかりません!
と答えた風。怪訝な顔をされてしまいました。
だって、こっちも必死でそんなこと覚えてるわけがない(笑) 

少しジャンダルムが近づきました。が、目の前はストンっと落ちてます。
一旦標高差100m以上下って登り返さなければなりません。
ここも岩がズルズルで怖かった。
なんとか下り、また壁のようなところをズンズン登っていきますと、
これまた高度感たっぷりの岩壁に鎖が。。
足をかけるところが無いよ~~(ToT)
むちゃくちゃな登り方だったと思います。
なんとか腕の力で体を持ち上げてクリア。空身だから出来たんでしょうね^^;
もうジャンダルムは目の前。コブに近づいてくと・・・・
どうやら正面からは登れないようです。×印が。
マーカーに沿って進むと、ジャンを一旦裏側へ巻くトラバースが必要なんです。
これが高度感に慣れていない当時の風にはめちゃ怖かった。
足がすくみながらなんとか安全な場所までたどり着き、あとはガレ場をズンズン上に登るだけ。5分ほど登るとこれ以上登れないところまでたどり着きました。

ジャンダルム登頂です。

奥穂より所要時間45分。
今度はさっき見た槍穂連峰の前に奥穂高岳が立ちはだかる構図となりました。
奥穂高岳、でかい・・・・・
ジャンダルムの頂上はまあまあ広く、槍ヶ岳山頂よりはくつろげます。あんまり変わらないケド。。

この日一人目のジャン登頂者となったわけでした。

奥穂にはかなりの数の登山者がいます。こちらに手を振ってる人も。

手を振り替えしたり、タバコを吸ったりしてると、先ほどの二人組も登頂。
ちょっと感じ悪かったけど^^;、お二人のカメラのシャッターを押してあげました。

さて、風も今日中に上高地まで下るので、あまりココで長居できません。
来た道をさっさと引き返します。
ロバの耳のトラバースは帰りの方が怖かった。
馬の背は登りになるので、さっきよりも簡単だった。

そして奥穂頂上に戻ると・・・・

なんと、さっきのおじさんがまだいてるではないですか!!

「おかえり^^」

このおじさん、初穂高の風に安易にジャンを勧めてしまっただけに、先に進めず、とりあえず戻ってくるまで待っていてくれたのです。(ToT)
そして、
「君が一人でジャンに立った時、写真撮ってあげたよ。家に帰ったら送ってあげるね」
と!!
なんて優しい人だ(ToT)

この写真、生写真なのでここにアップできないのですが、ほんとうに風が一人でジャンに立ってるんです。感激しまくり。

ジャンをプラッと往復してきた若い子を、奥穂山頂に集う登山者はどう見ていたのでしょうか。
たくさんの人から「どうだった?こわかった?」と聞かれ、
「死ぬまでに一度あの上に立ってみたいんだよな~ 俺ももう少し若ければな~」と言ってる人も。

へえ・・・ちょっとしたヒーロー状態になってる??

なんて思ったり^^;

その後は吊り尾根を経て前穂へ。紀美子平にザックをデポして前穂山頂往復、重太郎新道を経て岳沢ヒュッテ、昼食後上高地へと下ったわけです。
キツかったのなんの。
重太郎では死にかけてました。。。 まだ山に体が慣れてなかったため、下りが特にキツかった。。

アップできる写真は無いのですが、別の年に撮った奥穂から見たジャンダルムの写真なぞ、アップしておきます。
初ジャンの時はもっといい天気だったけどね^^
41c3.jpg

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