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立山&黒部下の廊下 vol.2

4時半起床。
まだ真っ暗です。

とりあえず、テントで着替えてパッキング。撤収してロッジくろよんの玄関前のテーブル&ベンチスペースへ向かいます。
この時点でまだ5時になってなかったんだけど、既に出発する登山者が続々といてます。

「え・・・こんな早くに出なあかんのかいな・・・

ちょっと焦りましたが、よく見ると出発してるのはほとんどが中高年の方々。
歩くスピードは僕らのほうが速いだろうから(たぶん)、ま、もうちょっとゆっくりできるかな・・・と思いながら朝食準備。
α米五目ご飯をしっかりお腹に詰め込み、

出発は5:45

もう薄ら明るく、ヘッデン無しでも十分歩けます。

湖畔の遊歩道を歩き、樹林帯を抜けるとさっそく朝の静けさの中に黒部ダムが現れます。
しかしまあ、こんな山奥によく作ったもんだよ。。。
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遊歩道は一旦地下道に入り、トンネル通路を進み、ケーブル乗り場の前を通過します。
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あ、昨日乗ったケーブルとは違いますよ^^;
このケーブルはダムから黒部平へ、そこから立山へのロープウェイ乗り場に繋がるものです。

さらに通路をダム方面へ。まだアルペンルートの始発前の時間なので、だぁ~れもいません。お昼頃にはここは観光地。多くの人で賑わいます。
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ロッジくろよんからダムまでは約40分。

ダムから下の廊下を見下ろします。一見険しさなんかは感じられませんが、奥へと続く渓谷はどんな姿で我々を迎え入れてくれるのでしょう^^
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ダムを渡りきるとこんな碑があります。テレビなんかでご存じの方もおられるでしょう。慰霊碑ですね。殉職者の。
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ここで手を合わせ、まだ閉まってる売店前にある黒部の湧水で水筒を満タンにします。

一人1~1.5Lもあればいいでしょう。
別山谷から十字峡の間に水が汲める沢が4,5カ所ありますからそこで追加すればいいんですが、
「アタシ、沢の水なんて怖くて飲めなぁ~ぃ」なんておっしゃられるお嬢様は、売店前で3Lくらい汲んでください。
風は沢の水が好きです。一応、今までお腹壊したことありません。。。
朝一の冷えた牛乳一気飲みしたら一発でピーーーですが・・^^;

ここから一旦、扇沢に向かう関電バス乗り場の方へ進みます。
これから行こうと思っておられる方はここからメモっといてください。ちょっとややこしいですから。
乗り場の改札への入り口を素通りして、次の左への入り口に入っていきます。バス道にあたりますから、これを左へ。するとプラットホームに出ます。
プラットホームをまたダム方向へ進みます。2番出口から出ます。ここが旧日電歩道の入り口となり、小さな看板もあります。出口付近には水道もトイレもあります。
ちなみに、道中、トイレはひとつもありません。ですからどうせどこかで野○○しなければならないとは思いますが、とりあえずここが最後のトイレ、必ず行っておきましょう^^;
出口を抜けるとやっと外に出ます。あとは「旧日電歩道」の看板に従って黒部ダムの下へ。下ること30分ほどでダムの底へ出まして、右岸から左岸へと木橋を渡ります。
ここから見上げる黒部ダムも大迫力です。

ここで7時前。なんだかサイレンが鳴ってます。どうやらこれから放水があるみたいで、何人かそれを見ようと出発せずに待ってます。
我々もとりあえず見たいので、待つことに。。。

午前7時、

シュワァ~~~~っと黒部ダムの真ん中から水しぶきが出てまいりました。
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写真ではなんだかちっぽけですがけっこう迫力ありましたよ~
スピーカーから「これより水量が増えますので安全な所に・・・・」なんてアナウンスも入り、我々もいよいよ下の廊下に向けて出発です。

最初は樹林帯をなだらかに登ったり下ったり。
昨日の筋肉痛があり、すでにしんどかったり・・・(汗)
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視界が開けると、水平歩道が伸びてます。
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しかしこの程度の水平歩道ならどの山でも見かける程度だな・・・と思いながら進むこと小一時間、内蔵助谷出合というとこまで来ました。
その前だったか後だったか、新越の滝なんていうのがありました。
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おぉー!滝やぁー!なんて言いながらパシャパシャ写真とってましたが、後に滝などこれっぽっちも珍しくない感覚となっちゃいました。。。
日本の滝100選なんてのもいくつか風は見てますが、そんなのこの黒部だけで事が済むのではないかと思うくらい、黒部渓谷は滝の宝庫です。

内蔵助谷を過ぎると、一気に水平歩道が狭く険しくなってきます。
中にはこんな木を渡してるだけの箇所も。。。
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しかしサスガに風嫁も過去にいろんな岩壁やナイフリッジを経験させられてるだけに、別になんてことなくあっさりでした。
レベル的な話しますと、北アルプスの三大キレットや剱岳、穂高界隈なら涸沢岳北穂、奥穂西穂などの縦走を経験されてる程度なら、ここは十分歩けます。

水平歩道の高さはほんとにまちまちです。川底から200mくらいの高度感あふれる場所もあるし、河原に手が届きそうな場所もあるし。
どんどん高さは変わっていくわけですが、ということはそのたびにアップダウンを繰り返すということです。
水平という言葉が下手についてるので、なんだか楽なんじゃないか?って気がしますが、とんでもない。いっつも登ったり下ったりしてる感じで、正しくは「水平な所もある歩道」ですかね(笑)

さて、このルート、9/23現在では開通は未発表だったわけですが、その原因となってる別山谷出合の雪渓なんですが、ダムから約3時間、辿り着きました。たしかにごっついのが残ってました。
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ルートはこの崩れた雪渓の上。けっこう怖いです。雪渓のひとかたまりが車よりでかいので、気まぐれにこれが動こうものなら、私たちはペッチャンコです^^;もともとペッチャンコの人はさらにペッチャンコに

そろりそろりと渡ってあとはこの頼りない木のハシゴを登ってあとは斜面をよじ登り、水平歩道に復帰します。
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さて、だんだん疲れが見え始めてきます。水平歩道も相変わらず小刻みにアップダウン、黒部渓谷の絶景にもそろそろ慣れてきまして、粛々と歩を進める状態に。。。

そんな時に「おぉ!」と思わせてくれる景色が訪れます。
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白竜峡と言われる、川幅が狭く急流になった箇所で、ここが全線通して一番美しい場所だったと思います。ここはほんとに綺麗だった。思わず飛び込みたくなったくらい。

黒部ダムから約5時間。ようやく有名な十字峡と呼ばれるところに辿り着きます。
同じ場所に左右から沢が出合ってるので、十字峡。絶景ポイントでございます。
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吊り橋の真ん中から見るのが一番いい写真ポイントですね。ロープを持っていれば下に降りれるところがあります。クライマーの方はどうぞ^^
そろそろかなり疲労もたまってきまして、足も痛くなりはじめますが、相変わらず水平歩道は崖っぷち歩道。やはり気を抜いたら死にます^^;
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そろそろ歩くのも飽きてきたころ、対岸に送電線のための立派なトンネル出口が見えます。
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ココが見えますともうすぐ仙人ダム
20分ほどの急降下を経て、吊り橋を渡ります。
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この吊り橋、けっこう怖いっすよ^^; だって、下があまりにも風通し良くて・・・

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仙人ダム。

このあたりから硫黄臭がかなり強くなってます。温泉銀座を伺わせてくれます^^
渡りますとトンネルを抜けてダムへと出ます。
ダムの上を渡り、標識に従って階段を下ります。ここでは仙人温泉方面への分岐となりますので間違えないように「阿曽原」方面へ。

標識に従って進みますと、ダムの建物の中に・・・・
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「おじゃましまぁす・・・」なんて言いながら進み、室内なのかトンネルなのかよくわからない通路を進みますと、線路を横切る場所に。
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ここがかの有名な高熱隧道
すーっごい熱かった。。。よく温泉施設なんかにある、スチームサウナって感じですね。それも硫黄臭付き^^

これを掘ったのは凄いわ。ほんとにエライ。


ここから小一時間、最後の試練です。
どうも仙人ダムに着いて、人工的な建物なんかに入ったりするため、なんだか「もう着いた・・・」みたいな感覚に陥りがちですが、ここから体力かなり使います。覚悟しておいてください。
20分の急登。喘ぎながら登ります。さらに20分ほど水平歩道を進み、最後に10分ちょっと下ると、阿曽原温泉小屋へと到着です。

テント場と小屋。ここの小屋は冬季は分解されるらしい。。。雪崩の巣になるそうな。
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湯煙上がってるのわかります?この下に温泉。露天風呂ですね。
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時間制で男女がかわるのですが、脱衣所もなく、異様な光景です(笑)
けっこう人が入ってまして、ちょっと写真を撮るのは気が引けました^^;

ヘトヘトで到着しましたが、温泉に浸かると元気になるもんですね~ ビールを500ml×4本呑んじゃいました。

小屋は満室。50名定員に120名。恐ろしや・・・・^^;

テントはいいね。やっぱり。重いけどさ・・・

そんなこんなで、ロッジくろよんからダムまで40分、ダムから阿曽原までは8時間ぴったし。(休憩時間含む)

けっこうたっぷり感のある行程でした。

ちなみにココ、曇ってても全然平気。雲一つ無いピーカン照りでも意味ありませんからね^^
雨ならツライでしょうけど、雨に濡れた渓谷も美しくていいかもしれません。
稜線ならちょっとガスがかかっただけで残念な気持ちになりますけどね^^;

最終日は阿曽原温泉から、黒部渓谷鉄道(トロッコ電車)の終着駅となる欅平までの水平歩道のレポです! 

また後ほど~(^o^/
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Comment

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ねーさん・・・・・

お約束のように釣られない・・・・(爆)


写真どうぞ。ご自由に^^
kaze | URL | 2007/09/28/Fri 16:42 [EDIT]
ところで、、

ぺっちゃんこってなによ、、

ロングサーブなんて、、こ、怖くなんてないわよっ(わら)
でーる | URL | 2007/09/28/Fri 16:11 [EDIT]
ねえ、

写真、もらっていいかしら


一人、一羽、、、高所恐怖症のカモをしってるもんで、、、
でーる | URL | 2007/09/28/Fri 16:10 [EDIT]
このブログは玄人も素人も読んで行った気になれるレポートを目指してます(笑)

あーちゃんは高所恐怖症か。

スマッシュ恐怖症やロングサーブ恐怖症の人は知ってるけど(爆)
kaze | URL | 2007/09/28/Fri 13:01 [EDIT]
山  

きれいやねぇ~   

行きたいけど    高所恐怖症のあーには  無理ってこと!
はっきり、判りました!

あ、   替わりにレポートよろしく!!
あー | URL | 2007/09/28/Fri 12:49 [EDIT]

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