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北穂高岳東稜~ゴジラの背~ vol.2

二日目。天気、晴れ。

どうしてこんなに晴れオトコになっちゃったんだろう。特にここ2年。

この2年間、やっぱりまっとうな生活をしてきた成果が現れたってことでしょうか(笑)


それにしても気がかりはこの体調。
昨日はあんまり呑まないでおこうと思ってたものの、おもしろい仲間達がいれば酒は進むし・・・
でも、なんとか控えめという範囲内で終わったつもりでした。
二日酔いはもちろんなかったけど、まだまだ、体がずっしり重い。。。

もうひとつ気がかりは、この数日、東稜にはほとんど取り付いてるパーティがいないということ。
涸沢の登山相談所に聞いてみると、雪渓が遅くまで残ってるため、自然落石がまだかなり多いという情報も得てしまいました。。

そんなこんなで、ためいきとあくびを順番にしながら、6:30 出発。
gojira02.jpg


最初の一時間は一般ルートで登っていきます。一般ルートは北穂高の南稜の右山腹をしばらく登り、それから鎖場で取り付いて尾根づたいに登ります。
その鎖場手前から東稜方面へ向かうところからバリエーションルートということになります。

この分岐にて、我々は装備を体につけます。
と言ってもヘルメットかぶってハーネスつけて、ギアラックにとりあえずはスリングとカラビナをぶら下げるくらいですけどね。
gojira03.jpg

さて、いきなり大きな雪渓をトラバースしなければならないことに気が付きます。
下からみていると、ゴルジュ付近の膨らみで雪渓がここまで下に伸びてることがわからなかったのですが、これは完全に渡らなければ東稜に取り付けません。
gojira04.jpg
ピッケルやアイゼンはもちろん無し、ストックさえも無いので、滑ったら巨大滑り台、どうなるかは想像に難しくありません^^;
慎重に、一歩につき3蹴りから5蹴りくらいしながらステップをつけて進みます。
これ、いい加減筋肉痛になりますね(苦笑) 嫁にトップ行かせればよかった。。。

雪渓を渡りますと、今度はザレ場の登り。東稜の尾根に向けて急斜面を直登します。
これが一番イヤでした。マジで岩が不安定。どこを登っても落石を起こしてしまいそうだし、自然落石が上から来たらかなりやっかいです。
ゆっくり、でもサッサと、ルートを二手にわけて上っていきました。上下になると落石で危ないからね。

gojira05.jpg

しかし、この斜面も稜線に近づくにつれ、草付きとなって安定はしてきました。ただ、斜度がけっこうなものでしたけど。。
gojira06.jpg

さあ、ようやく稜線に出ました。思ったより時間はかかっていません。ここで8:30 余裕が出てきたし、体調もイイ感じになってきました。
集中力も今の登りで戻った感じがします。

天気がいいので、富士山まで見渡せるし、槍ももちろんバッチリ。
下には本谷沢。ここが北穂東稜だということを実感できます。
gojira07.jpg


あとは尾根登り。
こんな感じ^^
gojira08.jpg


他にもいろんな核心部があるにはあったのですが、ここで重大な問題を引き起こしてしまったのです。

実は、

嫁のコンパクトデジカメがぶつけて壊れたんです(笑)

風のザックには一眼レフが入ってますが、これで撮るにはいちいちザックをおろさなくてはなりません。
ですから、ゴジラが終わるまで写真無し(苦笑)


いえいえ、もし壊れてなくても撮る余裕なんて無いですね。
特にゴジラの上は。登って無い者も登ってる者の確保してるわけですから。

さて、ゴジラの背。

上にあがるまではそうたいして怖い所もありませんでした。岩が安定しています。ただ、高度感は抜群^^;

おぉぉぁぇぃぉぉ~~~~

って感じの高度感(謎)

vol.1の記事の冒頭の写真で見てわかるように、ゴジラの背の真ん中よりちょい下に切れ目があります。
あそこにストンっとおりるところがありまして、そこからまたナイフリッジにあがるところが一番苦労しました。

そのまま稜線づたいにあがるには、スラブ状の岩がハングしてるため、はっきり言って無理!

北穂沢側がどうやら登るルートらしいんだけど、これもその下が200mは直角に落ちてる絶壁。
足、すくみます。。。

でも、ここしか登るところが無いので、少し下にあった残置ハーケンに確保を取って、妻に引いてもらい、登ります。
もし落ちても、10m以内の滑落で済むから死なないかな・・・・なんて思いながら登りますと、
ホールドも豊富で、思ったよりサッと登れました。

てっぺんにあった残置ハーケンにカラビナをかけ、ホッと一息。
続いて妻はトップロープであっさり怖がらずに登ってきました。

その後はゴジラの背、後半を2ピッチ、スタカートで渡ります。 たぶん、ナイフリッジの幅、高度感、迫力では、穂高随一でしょうね^^ めちゃ楽しい瞬間です(笑)

そして最後に1ピッチの懸垂下降を終えて、ゴジラの背、終了!!!
gojira10.jpg


ごめんなさいね、写真がここまでとんで^^;


あとは北穂山荘までの長いザレ場と岩場の登りです。
gojira09.jpg

ヘルメットしてザイルを体にぶら下げた二人がテラスの下からあがってきて、
テラスでくつろいでる登山客の注目は随分浴びましたが(コリアン客を除いて)、拍手はあんま無かったかな^^;

でも、興味津々におじさん達が話しかけては装備を手に取ったり、質問攻めにされたり、それはそれでおもしろかったです。

もちろん、ヤフートピのキタカメさんも出迎えてくれました。(ありがとうございます!)


所要時間は4時間。思ったより早かったです。

何より、ほんっとに楽しかったです^^


gojira11.jpg



追記

ピコさん、奥穂踏破、おめでとうございます。

今度はもう少し、早出してくださいね(笑)
帰って来られた時はほんとにホッとして嬉しくなりました。また一緒に行きましょう!
gojira13.jpg
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Comment

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>病みません

・・・でしょうね。(わら)
さりー | URL | 2008/08/11/Mon 18:40 [EDIT]
ハードスケジュールに体がついていけてないだけです。。。。

心はたぶん一生病みません(笑)
kaze | URL | 2008/08/11/Mon 13:28 [EDIT]
>夏痩せ

なにか、心の病でもあったんですか?(ばく)
さりー | URL | 2008/08/11/Mon 11:01 [EDIT]
そしてその後の仕事の行事で、さらに日焼けしてさらに痩せました。。。

夏やせしたのは生まれて初めてです(汗)
kaze | URL | 2008/08/11/Mon 08:40 [EDIT]
ゴジラの背終了・・・の写真の、あの万歳(?)してる後ろの切り立った岩のとこを登ってきたのか?!
すっげ~~~~~~。
いや、風さんでなく、風嫁様。^^

高所恐怖症の私には、あり得ない、、、、。

ともあれ、ゴジラの背ルート、完全制覇(?)おめでとうございます。
好天に恵まれて、良かったですね。

で、普段の生活のつけは、山で来なかったということは、いったいどこで来るんでしょうかね。(わら)
ぴ~ぽ~ぴ~ぽ~事件でチャラになってるとは、とても思えないんですが、、、。(ばく)
さりー | URL | 2008/08/06/Wed 17:57 [EDIT]

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