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ノンフィクション作品『長い夜』第6章

物語もいよいよ佳境に入って参りました(爆)


ツバメ君との連絡をほぼ絶たれた状態になった今、風を襲った現実は厳しいものでした。


警察官も、

「だからと言ってここに泊まっていただくわけにはいかないんですよ」

と、完全に早く出ていけモードが満開になり始めています(苦笑)


時間はそうこうしてるうちに、3時を回りました。


とりあえず、ここを出て行かなければなりません。


仮に、どこかで夜を明かしたとしましょう。

しかしながら、朝が来て、昼になっても、今の状況に変わりは無いということにも、気づき始めていたのです(爆)


さて、そろそろ奥の手を出さざるを得なくなりました。


「あの、実は明日(今日か)、朝から○川スポーツセンターでみんなでバドミントンをすることになってるんです。そこに行けば、朝の9時頃には誰か知ってる人間が来るはずで・・・」


要するに、風はもう温かい寝床で睡眠を取る時間をスルーして、体育館でみんなを待つという選択をしたわけです。。。

っていうか、選択肢がもうそれしか無かった^^;


警察は、体育館までの地図を書いてくれました。


非常にわかりにくい、いかにも「早く出ていってくれ」と書いてあるかのごとく、見事に稚拙な地図を書いていただきまして、

AM3時半、風は旅立ったのでした。。。。


警察曰く、体育館まで歩けば1時間半ほどと言っておりました。


実際、歩いてる時間を足し合わせば軽く2時間以上はかかりましたが。。。


とぼとぼ、とぼとぼ、何も入ってないポケットに手をつっこみ、酔いは覚めたものの寒さにふるえながら、
そして何より、眠くて・・・・・

歩いても、30分も経てば休憩しないと進めません。


途中、あまりの寒さに「どこか温かい所に入ろう・・・・」と、ビジネスホテルの玄関に入ってみます。

入口付近にイスが3つほどあり・・・・

とても、暖かかったのです。。。 座った瞬間、す~~~っと睡魔が襲いまして、


どのくらい経ったでしょうか、うとうとしてる風を、

「すみません、お客様?」

と起こすオトコ。。

「うちにお泊まりのお客様ですか?」

いえ、ちょっと道に迷いまして、休憩させてもらってました・・・・・

「・・・・・そうですか、では、至急、退室していただけますか?(-_-メ)


追い出されてしまいました^^;


でも、この小一時間ほどだったかな、仮眠が体を少し元気にさせてくれました。


歩きます。


ひたすら、歩きます。。。



白んできた頃、交番を見つけ、

「あの、すみません、電話貸していただけませんか?」

と、簡単に事情を説明し、今一度自分の携帯にかけてみます。。が、相変わらずツバメが出てくれる気配はありません。。。。

その交番でもう一度体育館までの道のりを聞き、今まで歩いた距離が、まだ半分にも達してなかったという事実に愕然とし(汗)、

朝の散歩をしてるおじさんのような雰囲気で、ひたすら歩きます。

喉の渇きも限界で、どこか公園の水道で水を飲もうと思ったり、でも、もうすぐ着くから我慢しようと思ったり、


休憩もしながら、歩いて歩いて、


疲労もピークに達した頃、




ついに、



AM8時、体育館に到着したのでした。。。。(ToT)
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