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アミューズがまた・・・

やっちゃったようです。
「世界遺産 万里の長城 グレートウォール・100キロトレッキング」という8泊9日のツアーだそうで、初企画だったとか。

もちろんご存じのとおり、アミューズトラベルと言えば、3年前に北海道大雪山系のトムラウシ付近で大量遭難を起こしたトレッキングツアー会社。
そしてお亡くなりになったのは、今やツアーによる遭難の代名詞となった、年齢が60代~70代の中高年者

アミューズ・・・ やることなすこと・・・・

以前の北海道の大量遭難の時も書きましたが、このアミューズトラベルに参加してる客のレベルと、ツアー内容のレベルに釣り合いがとれていないことが多いのは、これけっこう有名です。

実際に、風がキリマンジャロに登った時も、10名ほどのアミューズのツアー客と同じ行程を踏んでいましたが、歩けない人間の多かったこと多かったこと。あと、全然山慣れしていない。
山小屋1泊目の朝なんて、シュラフをケースに収納できない人が数人
ダウンのシュラフって、すごい膨らむけど収納すると小さくて軽い。だから高くて重宝するんだけど、収納する時に、膨らんでるダウンがうまく小さなケースに入らないんですよね。で、難儀してたわけです。
「これ、入るものなんですかね?
って聞かれました(笑)
寝る前には入ってたんだから、入りますよ(笑)」と、入れ方を教えてあげました。
それを見て横から「ほっほー、そうやって詰めるんですか・・・」という人も。

この人たち、60代の男性でした。

もちろん、シュラフも別に特殊なものではなく、「イスカ」というメーカーの山道具としてはどこにでもあるシュラフでした。
要は、「シュラフで寝るの初めてなんです」っていう人たちがキリマンジャロを登ってるということ。

アミューズでは低酸素トレーニングを日本で実施していました。
これは、素人を連れて行くにあたり登頂率を上げるため、高度障害のリスクを減らしてるということです。だから、確かに素人の割には高度障害で苦しんでる人が少なかった気がします。
ただ、それがいいのかというとそうでもない。
ツアーにおいて素人の登頂率をあげるということは、遭難率も同時にあげるということです。
高度障害で体調不良が顕著になるのはだいたい夜ですから、高山病の人は朝から出発できないんですよね。小屋にいれば事故にも遭いません。
体力も技術も追いつかなくなってきてるにも関わらず、高度順応だけはそこそこ出来てるから、当然出発。
そして3日目には(登頂には5日)荷物も持てなくなり、自分で担ぐ荷物(ポーターに預ける荷物は別。自分の飲み物や行動食、防寒具や行動用具)もガイドに持ってもらってました。
当然、山慣れしてないので、登山中の不憫な生活に対して文句もたらたら(顔を洗えないとか、食器が汚いとかの衛生的なことが特に多い)。

下山ではみんなヘバリまくってるので、予定通りに降りれない。
下りの最中にガイドと少し話しましたが、「せめてもう少し山に慣れてからツアーに参加してほしい・・・」と泣き言を言ってました。
募集は会社がして、ガイドは連れて行くだけと言えばそうなんだけど、あんたもその会社に給料貰ってるんだから・・・
ガイドは、風や元風嫁の歩行の速さを随分羨ましがってました。

つーか、

アミューズのツアー客と一緒にすんなっ(怒)

まあ、そんな会社です。 


素人や体力の落ちた還暦過ぎた方たちに難しいことをさせて何度も遭難騒ぎを起こしてる会社。

「自分たちだけでは無理だけど、ガイドがいれば登れる」という安易な考え方のゲストがいる限り、こういう会社の商売は成り立つんだろうけど。


んで、万里の長城。 
ただの観光地として認知されてるのは、八達嶺(はったつれい)や慕田峪(ぼでんよく)という場所の話で、多くが誰もいないような田舎で山奥の尾根沿いに作られて整備もされておらず、荒れ放題。それはそれで、明朝時代の建造物がそのままでマニアな人には人気らしいけど・・・ 風はあんまり興味がない・・^^;
そういうとこで遭難したらしいね。

そして
遭難死した女性の息子が、「母は30年も山登りをしていて、6000m級の経験もある人。信じられない」というようなコメントしてますが、

申し訳ないけど、

年数が長ければ、標高が高ければ、上級者なんだという感覚、いい加減にやめないと、中高年の遭難はこれからもどんどん増え続けます。

山や冒険的ツアーには、その場その場での適応力と、その行程に応じた体力や経験が必要で、

例えば風が「エベレストに単独で挑戦する」と言えば、山を知らない周りの人間は、
「ああ、風くんはずっと山やってるし、走ってるし、すごいな~」としかいいません。

でも、風の登山能力と、エベレスト登山の内容をよく知ってる人から言わせれば、
死にに行くのか?」と言うでしょう。合掌して南無阿弥陀仏と言われるかもしれません。

その山、その時期、その行程に応じた、準備とトレーニングが必要で、
その山がどんなもんか、その時期の気象状況は、どのくらいの歩行速度と体力が必要なのか、
わからないのにガイド任せで行くから、死ぬんだ!

身の丈を知らない年寄りが多すぎる。 

山ガールブームで若い子の遭難も増えてきたけど、ブームのせいにするなよ?

ジョギングさえもしていない(出来ない)人間が穂高に登るってだけで、すでに自殺行為だということを忘れないようにしてほしい。そういう人(デブ+体力無し+経験無し+ミーハー)を見かけることが、ほんとに多くなった。

でも、「穂高に登った」という言葉はその人に与えられる。
そして、さも「山のベテラン」であるかのように話し、あろうことか、次のレベルに進もうとし、事故る。
「山の経験が豊富な人だったのに・・・・」と周りの人が話す。

もういいよ、このパターン。。
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Comment

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世界遺産めぐりとか、豪華客船クルーズとか、
海外リゾートでゴルフ三昧とか、

安全で、楽しめて、なおかつお金使って・・

余裕のある人はそういう遊びを残った時間ですればいいのにな。。


あ、ガイドという仕事は、アミューズみたいなとこばっかりではないからね。
装備や体力をジロジロ見て、その人の身の丈に合わせて、なおかつ、ガイドが付いてるゆえに特別な景色が見れたり体験ができたりするような、
そういう安全と工夫を重ねてるガイドは、いっぱいいます。

風もそんなガイドになりたい。 あと10年・・・・
kaze | URL | 2012/11/06/Tue 15:12 [EDIT]
吠えてるんじゃないかと思ってた笑笑

体力の衰えは感じてても、最後のあがきと思ってしまう年代なんだろうな、
多分、気力は衰えない、
今行かなかったら、後がないと

ニーズあるんだろうな、、

団塊の世代って余裕ある最後の人達だしね

ただの風ファン | URL | 2012/11/06/Tue 10:08 [EDIT]

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